九州・沖縄
長崎県波佐見町「HIROPPA」 陶磁器メーカー「マルヒロ」がつくった私設の公園
2022/7/6民間企業がつくるパブリックスペースに迫るシリーズ。第一弾は2021年10月、長崎県波佐見町に誕生した「HIROPPA」です。波佐見焼の陶磁器メーカー「マルヒロ」がプロデュースし、運営を手がける私設の公園。その誕生のプロセスと運営の仕組みについて、HIROPPAのディレクター松尾敬介さんと設計を手がけたDDAAの元木大輔さんにお話をうかがいました。
事業者のクリエイティビティを発揮しやすい廃校活用スキームとは。 佐賀市「SAGA FURUYU CAMP」(後編)
2022/4/62020年4月、佐賀市の古湯温泉エリアにオープンした「SAGA FURUYU CAMP」。廃校をリノベーションし、地域の新たな拠点となるスポーツ合宿施設として生まれ変わりました。さらには構想・設計・運営のステップを段階的な随意契約で一括発注するプロポーザルが行われ、今後の地方都市の廃校活用モデルとしても注目を集めています。今回は開業までの経緯と現在の運営について、指定管理者・行政担当者、それぞれの目線で前後編に分けてご紹介します。
電動キックボードで、観光地の交通インフラ課題に挑む。EXxと南城市の社会実験【逆プロポ事例】
2021/4/19公共R不動産が主催する『公共空間 逆プロポーザル』をきっかけに、共同企画に至った事例の第1弾。2021年2月6・7日、株式会社EXxと沖縄県南城市が電動キックボードの試乗会を行いました。自動車なしでは周遊が困難だった観光地の点と点をつなぎ、地域全体を観光地と捉える「南城型エコミュージアム」を目指した社会実験です。そこには地方の交通インフラ課題を解決するヒントがありました。
福岡県公共不動産活用推進プロジェクトレポート
from reallocal福岡
2021/1/19
2020年度、福岡県×公共R不動産+福岡R不動産で福岡県内の公共不動産の活用を推進するプロジェクトが実施され、自治体も公共不動産の民間活用に前向きな動きが出てきていたり、自治体ならではの物件情報が出てきたりと、県内各自治体においてもその機運が高まってきています。そこで、県内の公共不動産にまつわる動きをより多くの人にも知っていただくために、いくつかの自治体の方々にインタビューしました。
公園法によらない公園。 住民みんなでつくりあげる、佐賀県江北町「みんなの公園」
2020/10/212019年11月、佐賀県江北町に「みんなの公園」が誕生しました。開園以来、多世代が楽しめる公園として親しまれ、地域住民のアイデアを取り入れたイベントなどが開催されています。その空間の魅力や、自由な運営手法を可能にした管理体制についてご紹介します。
オフィスの解放宣言。「九州アイランドワーク」が提唱する、現代に必要なワークプレイスとは|第3回「公共空間逆プロポーザル」
2020/7/31公共の遊休不動産や遊休地、地域の産業やコミュニティをいかすべく、柔軟な発想を持つ民間プレイヤーと自治体とのマッチングを行うイベント企画『公共空間 逆プロポーザル』。2020年9月25日に開催する第3回のプレゼンターの紹介を行っています。 今回は、九州全域で分散型ワークプレイスのシェアリング事業を展開する、九州アイランドワーク株式会社の代表取締役社長・馬渡 侑佑さんです。廃校や無人駅の利活用、NEXCO西日本や宮崎大学地域資源創成学部と連携してサービスエリアにワークプレイスを設置するなど、拡張する事業の詳細と展望をうかがいました。
【イベント】「ウォーカブルなまちづくり」の本質に迫る vol.3
「SAGAナイトテラスチャレンジ」に見る都市の可能性とは
2020/7/21
6月3日に、ウォーカブル推進法(正式には「改正都市再生特別措置法」)が成立し、さまざまな自治体でウォーカブル推進都市に対する政策が立てられ、試行錯誤が始まっています。 そうした試みはどのような都市ビジョンにつながっていく...
開かれた公民館のような公共施設。延岡市駅前複合施設「エンクロス」
2020/5/272018年4月にオープンした、宮崎県の延岡市駅前複合施設「エンクロス」。カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、CCC)が指定管理者となり施設をプロデュースし運営を手がけています。企画会社として培ってきたクリエイティブな発想力と草の根的に地域にコミットする運営ノウハウとは?CCCが新たに起こした公共施設のイノベーションを紐解いていきます。
庁舎を地域のサードプレイスへ。「開かれた県庁」が醸成する、佐賀県のクリエイティブマインド
2020/5/20皆さんは「庁舎」という場所に、どんなイメージを抱くでしょうか。窓口で用事を済ませるだけ、特に親しみを感じる場所ではない、という人が大半かもしれません。ここ佐賀県庁は、そんな庁舎という空間の既成概念を覆す「開かれた県庁」です。今回はその空間やそこで行われる革新的なイベント、それらを支える独自の組織体制など、佐賀県庁が地域のサードプレイスとなった経緯についてご紹介します。
移住者200人の竹田市で今秋サウンディングツアーを企画!
2020/3/30大分駅からJR豊後竹田駅まで約1時間。決して交通アクセスがよいとはいえない、人口約2万人の小さなまちでありながら、ここ5年間で移住者が約270名。一時期は日本で最も地域おこし協力隊が多いまちとして知られ、現在も約20名の...
移住者200人の竹田市で今秋サウンディングツアーを企画!
2020/3/30大分駅からJR豊後竹田駅まで約1時間。決して交通アクセスがよいとはいえない、人口約2万人の小さなまちでありながら、ここ5年間で移住者が約270名。一時期は日本で最も地域おこし協力隊が多いまちとして知られ、現在も約20名の...
それぞれが認め合い、みんなの居場所になっていく。元ショッピングモールから生まれた「都城市立図書館」
2020/3/11地域コミュニティの醸成や問題解決、産業の支援など、まちづくりのエンジンとして機能する新しい図書館像を探るシリーズ。第4回は、宮崎県都城市立図書館を訪ねました。
【開催中止】[2/21]公共空間逆プロポーザルin福岡
2020/1/21初の試みとなるエリア限定版の逆プロポーザルを2月21日、福岡で開催することとなりました。開催まであと1ヶ月。現時点で登壇が決定しているプレゼンターの方々をご紹介します。 そして本日よりイベントを観覧できる一般参加の受付を開始します。ご参加お待ちしております!
fukuoka public meeting開催レポート&[2/21]公共空間逆プロポーザルin福岡 プレゼンター募集!
2019/12/12福岡県の公共不動産活用プロジェクトのキックオフとして、公共不動産活用の可能性に迫るトークベント「fukuoka public meeting」を開催しました。 さらに、2月21日には初の地域版「公共空間逆プロポーザルin福岡」を開催予定。プレゼンターの募集を開始します!
3億円改装費補助!の廃校活用
旧小石原小学校
2019/3/28
福岡県内で人口最少・高齢化率最高ながら、日本の原風景が残り「日本で最も美しい村」連合に加盟している東峰村。小石原焼、高取焼の産地としても有名です。今回紹介するのはそんな村の中でも随一の好立地、旧小石原小学校。
3億円改装費補助!の廃校活用
旧小石原小学校
2019/3/28
ご紹介する旧小石原小学校があるのは、福岡や北九州から1時間半内とほど近い東峰村(とうほうむら)。福岡県内で人口最少・高齢化率最高ながら、日本の原風景が残り「日本で最も美しい村」連合に加盟しているのんびりした田舎町です。 ...
連載
公共R不動産の本のご紹介
クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』
公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!