「公共不動産データベース」とは、全国の遊休公有財産の情報を一元化したサービス。自治体は簡単な操作で物件情報を登録することができ、民間事業者は面積や築年数など整理されたデータ項目と写真が大きく見やすいデザインで、全国の遊休公有財産情報を一気に検索することができます。
そんな公共DBの中から、公共R不動産メンバーがテーマに沿って気になる物件をセレクトするこのシリーズ。今回のテーマは、趣向を変えて「自治体に注目！5選」です！
自治体の財産管理系の部署からの物件登録が多い公共DBですが、市町村をまとめて物件登録をしてくださっている自治体、課をまたいで活用してくださっている自治体、柔軟に活用してくださる自治体など、使われ方もさまざま。今回はそんな一端をご紹介。
※公共R不動産による独断と偏見でピックアップしています。
物件の詳細は、各リンクの物件情報と問合せ先からご確認ください（閲覧には会員登録が必要です）。また、データベース内の物件は常時更新されているため、リンク先の物件の掲載が終了しているものもあります。ご了承ください。
公共DBの密かな立役者／福岡県
公共不動産DBの初期から、県全体で登録していただいている福岡県。3年間、継続して情報が更新されているので鮮度も高く物件のバリエーションも多いのが特徴。タイミングが合えば求めている物件に出会える可能性大！
自然の中でスポーツを／高山市
スポーツ推進課が活用してくださっている岐阜県高山市は、スポーツ関係の施設がどどっと登録されているのが特徴（2023年9月現在）。スポーツ用途に限らず、体育館が隣接した住宅地として捉えるなどもありかも？活用の妄想は膨らみます。
幅広く民間ニーズを募る／宮津市
複数部署を跨ぎ、全庁的に使ってくださっている京都府宮津市。通常、公共DBに出てくるのは施設単位ですが、宮津市では遊休化した施設をまとめて民間ニーズ調査を進めています。現場としては手がかかるプロセスですが、民間会員としては横断的に物件を見られるメリットが。こんなDBの使い方もあり！
チャレンジを続ける／深谷市
マイナス入札など、チャレンジングな公共不動産売却の制度設計でも話題となった深谷市。一般的な物件登録のほか、駅に接続した行政施設の「トライアルサウンディング」実施にあたり、公共DBを活用してくださっています。こうした一時的な利用者募集に使っていただくのも大歓迎です！
https://db.realpublicestate.jp/estates/4961
公的機関の物件登録も歓迎！／都市再生機構（UR都市機構）
「自治体会員」という名前になっていますが、公的団体からの物件登録も実はある公共DB。都市再生機構（UR都市機構）からは団地の街区やスーパーマーケット跡地などが登録されています。こうした観点で探してみるのも楽しいかも？民間会員の皆さまの物件登録もお気軽にお問い合わせください！
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リリースから約2年半、全国の自治体から続々と公共不動産が掲載されてきています。まずは一度ご覧ください！
公共不動産データベース（公共DB）
