海外
ニューヨーク公共図書館から見る、デジタル化とコロナ以降の図書館運営
2021/4/28新型コロナウイルスによって日常生活や社会の仕組みが大きく変わり、公共図書館にもサービスや運営方法の抜本的な見直しが求められています。この歴史的な過渡期において、キーワードになるのが「デジタル化」。コロナ以降の図書館のあり方について、公共R不動産はニューヨーク公共図書館にヒントを求めました。
公園づくりのレシピ公開、全米でムーブメントに
KaBOOM!(カブーム)
2021/2/2
アメリカではこの20年間で1日あたり約34のペースで公園がつくりだされました。この偉業を実現したのがNPO「KaBOOM !(カブーム)」。「全米のすべての子どもたちにバランスのとれた遊ぶ機会を」をビジョンに、1995年に設立。2017年までの22年間で、全米で3000を超える公園の開設に貢献し、2021年現在までに、17,000以上のプレイスペース、150万人以上の人々が関わり、1,100万人以上の子供たちに遊び場を提供してきたという実績をもつ、公園エキスパート集団です。
廃校のポートランド的解釈|McMenamins Kennedy School(マックメナミンズケネディスクール)
2021/1/6100年前の小学校にタイムスリップできるホテル 都会的なカルチャーと自然が共存したライフスタイルが人気のポートランド。ポートランダーたちは公共施設も素敵に使いこなしている。そのひとつが廃校をブルワリー&ホテルとし...
「屋根のある広場」ボローニャ市立中央図書館
2020/12/16新しい図書館を巡る旅海外編第一弾は、2018年にイタリア・ボローニャ市の中央図書館「サラボルサ」を訪ねた際のレポートです(現況と異なる可能性があります)。2001年にイタリア最大のマルチメディア市民図書館としてオープンし...
ライブハウス、ナイトクラブはどうなる?ロンドンの文化インフラプラン
2020/4/24コロナウィルスの影響で営業自粛が続く、ライブハウス、ナイトクラブ、パブ。ここロンドンでも、各事業者が難しい判断を迫られていますが、ロンドン市は2019年に、こうした場所を「文化インフラ(Cultural Infrastr...
アーティスト集団Cascolandから学ぶ、ボトムアップ型プロジェクトのアイディア
2020/4/1オランダを拠点に世界で活動するアーティストネットワークCascoland(カスコランド)。ボトムアップのまちづくりの仕掛け人として、地域住民による持続可能な取り組みを行なっています。このたび、Cascolandの共同代表であるFiona de Bellさん(フィオナさん)とRoel Schoenmakersさん(ルウルさん)の来日をきっかけに、2020年1月10日にトークイベントが開催されました。その様子をレポートします。
市民の自由を守る都市の余白
テンペルホーフ空港
2020/2/19
380ha の巨大な空き地を市民の共有の庭へ ベルリン中心部からほど近い場所に広がる、茫漠とした風景。公園としてつくられたにしては、あまりにも広すぎる。それもそのはず、ここは第二次世界大戦中に軍事飛行場として使われていた...
プロセスからまちを変えた公園
スーパーキーレン
2019/12/11
オープンカフェ大国といわれるデンマーク・コペンハーゲン。大小さまざまなパブリックスペースがまちなかに点在し、道路や公園など屋外の公共空間を楽しく使いこなす住民の姿が印象的ですが、一部には犯罪の絶えない地区も。そんなまちの風景を変えたのは、ユニークな公園でした。
英国鉄が高架下を民間企業に一括売却、影響やいかに
2019/11/27ロンドンで鉄道の高架下といえば、パン屋やマイクロブルワリー、ギャラリーや工房など、スモールビジネスのスタートアップの場として広く認識されているのですが、2019年2月、所有者であるNational Railが米系不動産会社の出資する会社に高架下を一括売却、というニュースが。売却から9か月、その影響を探りつつ、ロンドンの高架下活用の歴史を繙きます。
アムステルダムで多発する
ボトムアップ型プロジェクトの背景
2019/11/19
オランダの首都アムステルダムで巻き起こるボトムアップ型のプロジェクトの数々。オランダならではのまちづくりの背景とともに、行政がボトムアップを後押しする公民連携の動きについてご紹介します。
2人の若者の情熱が都市計画を変えた
ハイライン
2019/10/16
2009年、ニューヨークウエストサイドに、鉄道高架をリノベーションした「HighLine(ハイライン)」が誕生しました。今でこそ地域住民に愛され、世界中から来訪者が絶えない人気の場所ですが、元々は廃線跡地。地域住民により再生し、維持管理されている公共空間です。
道端に野菜?街中どこでも食べられるエディブルな街トッドモーデン
2019/8/29バスを待ちながらバス停脇に植えられたイチゴをつまみ、病院の花壇でハーブを摘む。街中に食べられる植物が生えていて、そのどれも食べてOKというエディブル(食べられる)シティの元祖、トッドモーデンを、2016年5月に訪れた時の...
ロンドンが世界初の「国立公園都市」に!
2019/7/222019年7月22日に、ロンドンは史上初の国立公園都市(National Park City )になると宣言しました。 国立公園といえば、アメリカのイエローストーン国立公園や、日本なら知床や屋久島など、都市とは正反対、手つかずの大自然がある場所を思い浮かべますが、国立公園都市とは一体…?
三角形で食らいつこう
ニューヨーク ブロードウェイ・バイツ
2018/3/14
ニューヨークのミッドタウン、33丁目とブロードウェイが交差する三角形の広場で、夏と秋に開催されるマーケット、「ブロードウェイ・バイツ(Broadway Bites)」。人気の裏には、運営のプロ「Urbanspace」の存在が。この人たちがすごかった!
タイムズスクエアの歩行者天国
Green Light for Midtown
2017/1/20
世界でもっとも有名な広場の一つと言っても過言ではない、ニューヨークのタイムズ・スクエア。ここが2000年代初頭まで、治安の悪さと不衛生に悩むエリアだったなんて信じられますか? 現在は世界中の人で賑わう歩行者天国となった広場。エリアを変えたきっかけには、ニューヨーク市交通局の取り組みがありました。
みんなの食卓 ホーカーセンター
Lau Pa Sat Festival Market
2016/3/9
世界の公共空間から、シンガポールの公営フードセンター、「ホーカーセンター」の紹介。シンガポールの人々の生活を語る上で外せないのが行商人(ホーカー)とホーカーセンターの存在。その歴史と現在の活用方法について取材しました。
連載
公共R不動産の本のご紹介
クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』
公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!