関東

葉山で進行中。住民から始まるグリーンインフラの取り組み(前編)|ハビタ的 都市のつくりかた vol.8

2022/8/12

人間や植物、その他の生物たちが気持ちよく共存するハビタット(居住・生息空間)をつくる、これからの都市デザインについて考える連載「ハビタ的 自然化する都市のつくりかた」。vol.8は、葉山で行われる、住民によるグリーンインフラづくりについて。水がまちをどう流れるのかを住民と把握するフィールドワーク手法としての「みずみちウォーキング」をレポートします。

水辺 市民活動 ハビタランドスケープ グリーンインフラ

東武鉄道と良品計画、宮代町の連携。地域とともに育つ、大らかで新しい駅前開発|東武動物公園駅前

2022/6/15

埼玉県宮代町、東武動物公園駅前。2021年9月に無印良品と東武ストアがオープンしました。大きな軒下が特徴的な平屋建ての建物と、目の前に広がる公園のような芝生広場。良品計画・東武鉄道・宮代町の連携により生まれたプロジェクト、その裏側に迫ります!

広場 無印良品 駅前開発

河川敷で一夜限りの映画鑑賞|ねぶくろシネマ

2022/5/12

2016年3月の夜、多摩川河川敷に一夜限りの映画館が出現、映画「E.T.」が上映されました。京王線の橋脚にプロジェクターで映し出される大きなスクリーンで、400人以上が寝袋や毛布にくるまり映画を鑑賞。会場では温かい飲み物や映画にちなんだ食べ物も販売されました。赤ちゃんが泣いても、犬が吠えても問題なし。映画が終わるころには大きな満月が昇り、誰もが忘れがたい映画体験となりました。

公園/道路 水辺 アウトドア 河川敷 映画

新たな仕組みを生み出し実践し続ける、部局横断型で動く群馬県の官民連携まちづくり

2021/9/1

公共空間活用を官民連携で推進するには、経営企画、都市計画、土木、公園・・自治体内の様々な部署間の連携が必要です。その連携体制や仕組みは自治体によって様々ですが、今回は群馬県の部署横断型「官民連携まちづくりプロジェクト」チームをご紹介。昨年末には公共空間の活用ガイドラインをリリースし、さらに今年からトライアル・サウンディングも開始した群馬県の取り組みを深掘りして伺いました。

リノベーションまちづくり 社会実験 トライアルサウンディング 官民連携

埼玉県小川町の公共的な空間4例。
市民活動を生かすクリエイティブな公民連携

2021/8/4

埼玉県小川町では近年、古い建物を活かした公共的な空間が続けて生まれています。今回はこれらの4例を取り上げ、行政や市民活動などの関わり方や経緯、事業の組み立て方に着目して紹介します。これは市民活動が盛んな小さな町の地域特性を生かした、小さな町なりのクリエイティブな公民連携なのかもしれません。

その他 廃校 公民連携 市民活動 カフェ コワーキングスペース

行政・民間・地域の連携から生まれた 埼玉県小川町「コワーキングロビーNESTo」

2021/6/30

埼玉県小川町に、新たなワーキングスペースが生まれました。およそ築100年の石蔵を耐震改修し、地域の木材を用いたり薪ストーブの床暖房を備えたりなど、地域循環も意識された空間です。2021年5月にオープンしました。本格的な運営はこれからですが、「コワーキングロビー」として、打合せに使ったり、チームで仕事をしたりする姿も見られます。 この施設は、単なる民間施設でも行政施設でもない、ちょっと変わった仕組みで出来ています。所有は民間オーナー、運営は地元のNPO法人、その間に行政と民間企業が関わって生まれた公共的な空間です。筆者は埼玉県小川町出身であり、地元NPO法人の東京在住メンバーでもあります。今回、この施設が出来上がるまでの民間と行政の関わり方に着目し、ご紹介したいと思います。

コワーキングスペース リノベーション クラウドファンディング

横浜みなとみらいの実証実験。ニューノーマルな屋外オフィスの可能性とは

2021/6/9

コロナ禍における新たな生活様式(ニューノーマル)として注目されている屋外空間。積極的に屋外を選ぶ時代、“屋外で働く”可能性を探る実証実験が、横浜みなとみらいで行われました。

公園 公開空地 ワークプレイス 屋外 PUBLICWARE

旧大宮図書館は公民連携でどう生まれ変わるのか?プロジェクトレポートが完成!

2021/5/26

さいたま市、武蔵一宮氷川神社から続く参道沿いに位置する「旧大宮図書館」。地域に愛されたこの建物を活用することはできないか、可能性を模索してきました。その結果、2021年秋に民間事業者により新たな旧大宮図書館へ生まれ変わることとなります。 本プロジェクトの背景や経緯、そしてこれからをまとめたプロジェクトレポートが完成しました。

文化/スポーツ

区職員自らがプレイヤーに。みんなの「やりたい」に伴走する公園マネジメント|墨田区立隅田公園(後編)

2021/3/24

2020年にリニューアルオープンした隅田公園。リニューアル後の公園には、芝生広場で走りまわりシャボン玉を飛ばす子供たち、体操をする人々、会議をする大人たち。休日にはキッチンカーが出店したり、青空市場や、野外シアターイベントが開催されたり。とある日には焚き火を焚いている姿も……。 自由な公園の風景はどのように実現しているのでしょうか。

公園/道路 水辺 その他 高架下 社会実験 マネジメント

行政と鉄道会社による官民連携。公園・道路・河川・高架下の一体リニューアル|墨田区北十間川・隅田公園・東京ミズマチ(前編)

2021/3/17

2020年に大規模リニューアルした隅田公園。さらに隣接する鉄道高架下には複合商業施設「東京ミズマチ」が同時期にオープンし、並走する北十間川の親水テラスも整備されました。木々がうっそうとした公園でしたが、芝生広場や親水テラスが整備され、多世代が憩う気持ちのいい空間に生まれ変わりました。複数の公共空間が一体的に整備された、その背景とプロセスに迫りました。

公園/道路 水辺 文化/スポーツ その他 高架下

【イベントレポート】大宮の新たな拠点に。旧大宮図書館リノベーションプロジェクト キックオフトーク

2021/2/19

2020年8月、旧大宮図書館施設活用事業者公募の結果、事業者が「OMIYA COMMON LIBRARY」に決定! 10月にはさいたま市と基本協定を締結、12月13日には市民のみなさまへのお披露目イベントとして、キックオフトークが開催されました。今回は、トークの中で語られた、事業内容と、このプロジェクトにかける想いをお届けします。

文化/スポーツ 図書館 リノベーション イベント

[12月13日] KICKOFF TALK 
〜旧大宮図書館リノベーションプロジェクト〜

2020/11/20

昨年5月、約50年間の歴史に幕を閉じた旧大宮図書館。武蔵一ノ宮である氷川神社の参道の荘厳な木立の中に佇むこの建物に愛着のある市民の皆様の声から、解体ではなく、建物はそのままに、活用事業者を公募して、活用していく市内初の公...

文化/スポーツ 図書館 リノベーション イベント

千葉県と地方銀行が二人三脚で取り組む、
空き公共施設活用の仕組みとは

2020/10/7

人口減少や施設の老朽化と予算不足によって、全国的に増え続ける空き公共空間。そんな中、千葉県では、地域に雇用を生み出し新たな価値をつくり出す「企業誘致」という観点から、廃校となった学校を始めとする空き公共施設等の活用に取り組んでいます。

地方銀行

旧大宮図書館施設活用事業 優先交渉権者が決定!観光・地域ビジネス・発信の拠点に

2020/8/24

さいたま市大宮が誇る武蔵一宮氷川神社。2kmにわたる大きなケヤキ並木の参道は大宮を象徴し、市民が憩うシンボルロードです。そんな参道沿いに建つ「旧大宮図書館」も、地域の方々が足を運び愛される建物でした。この建物を活用しエリアの魅力を高め、発信していくような場所にすべくプロジェクトを進めてきましたが、ついに活用事業者が決定しました!

市所有の雑木林がグランピング施設へ。
森と海のある暮らしをトライアル「Forest Living」

2020/7/20

千葉県いすみ市が所有していた雑木林が、民間事業者らにより「無印良品の家」のモデル棟を併設するグランピング施設「Forest Living」に生まれ変わりました。その土台を築いているのは、約15年にわたって育まれてきた地域との関係性。房総の新たな暮らしを提案する当施設の誕生経緯や今後について、プロデューサーの株式会社スピーク吉里裕也さんを取材しました。

その他 地産地消 林業 宿泊施設 良品計画 グランピング

オープンスペースから生まれる新しいシーン
Do it Theaterの取り組みと未来の展望

2020/6/10

Do it Theaterは、2014年秋から屋上や野外を利用したシアター空間をつくり、新しい文化が生まれることを目的として活動を行っている集団です。今、新型コロナウイルスの感染拡大によって、ドライブインシアターが、安全に映画体験ができる方法として再注目されています。屋外で実施し不特定多数の他者との近距離接触をしないという特徴は、感染症対策が必須の今後のイベント運営にとってのヒントとなり得るかもしれません。

公園/道路 水辺 文化/スポーツ 公共空間 エンターテイメント 文化

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公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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