公共空間 逆プロポーザル
公共空間 逆プロポーザル

オンライン開催決定!9/25(金)『第3回 公共空間 逆プロポーザルonline』※自治体エントリー受付期間を延長しました

「公共空間逆プロポーザル」は、柔軟な発想を持つ民間プレイヤーから自治体へ「こんなことしたい!」という斬新なアイディアをぶつけ、自治体の側が手を上げてマッチングを図るイベントです。官民の役割を逆転させた、いわば公共空間活用プロセスの改革企画。今年はオンラインで開催することといたしました!

民間事業者のアイデアと公共空間をマッチングする「公共空間逆プロポーザル」

毎年恒例のイベントとなりました「公共空間逆プロポーザル」(以後、逆プロポ)。
公共R不動産メンバーの妄想から始まり、2018年に第1回、2019年に第2回、2020年に地方版であるin福岡を開催してきましたが、今年はオンラインで初開催することが決定いたしました。

前回前々回と、各業界で最前線を走るプレゼンターの方々からプレゼンテーションをいただき、自治体からはプラカードがあがり、マッチングを図ってきました。参加者数も増加し、第2回では、29自治体、96件もの公共不動産物件がエントリーされました。(中には無人島も・・・!)

これまでのプレゼンターの方々と自治体との間で、着々と実案件化も進んでいます。
第1回プレゼンターであるシェアリングエコノミー協会の佐別当隆志さんは、逆プロポで定額制で住み放題サービスを提案され、その後、2018年12月に株式会社アドレスを設立し、サービスをスタート。逆プロポでのプレゼンテーションで自治体のリアルな反応が得られ、スピード感を持って事業を進められたとのこと。さらに逆プロポでオファーを受けた一宮町で、ADDressの拠点が誕生しています。

同じく第1回にご登壇いただいた(株)良品計画の生明弘好さんからは「コミュニティ再生拠点としての公営団地の可能性」をプレゼンテーションいただき、手を挙げた常総市とその後協議を重ね、2019年12月に「公営団地活性化に関する協定書」を締結しました。現在も継続して公営住宅活用についての検討が進んでいます。

前回までのイベントの様子はこちらから。
>>第1回 https://www.realpublicestate.jp/post/4651
>>第2回 https://www.realpublicestate.jp/post/1030

photo: ©MADOKA AKIYAMA
photo: ©MADOKA AKIYAMA
photo: ©MADOKA AKIYAMA
photo: ©MIKI CHISHAKI
photo: ©MIKI CHISHAKI

今年は、新型コロナウイルスの影響から大人数のイベント開催が難しいこともあり、オンラインで開催することとなりました。オンラインだからこそできる内容を模索し、新しい形で楽しんでいただけるような仕掛けを準備中です。また、オンライン開催になることで、全国どこからでも参加しやすくなるとよいなと思っています。なかなか遠方で参加できなかった・・という自治体のみなさまも、これを機にぜひエントリーをご検討ください!

テーマは交通、観光、テレワークなど。
社会のこれからを読み解くプレゼンターたち

今回も、第一線で活躍されるプレイヤーの方々にご登壇いただくことを予定しております。現段階で確定しているプレゼンターの方々をご紹介します。公共空間の話にとどまる事なく、予測不可能なこれからの社会に対し、次なる一手を打とうとしてるイノベーティブな方々ばかり。

<プレゼンター>
・青木 大和 氏(株式会社EXx 代表取締役)
・佐野 明政 氏(BEAMS JAPAN プロジェクトリーダー)
・鈴木 綜真 氏(株式会社Placy 代表取締役)
・須藤 玲央奈 氏(株式会社 Wonder Wanderers 代表取締役)
・馬渡 侑佑 氏(九州アイランドワーク株式会社 代表取締役社長)
(五十音順)

とても興味深い事業を展開しているみなさまにご登壇いただけることになり、公共R不動産メンバーもとてもわくわくしております!

今回は、これまでの参加自治体の方々から寄せられたご要望を受け、プレゼンターのみなさまの事業紹介記事を公共R不動産で発信する予定です。(7月4週目から順次公開予定)

音楽でまちの個性を可視化する「Placy」とは?
オフィスの解放宣言。「九州アイランドワーク」が提唱する、現代に必要なワークプレイス
日本の大自然のポテンシャルを発信したい。国立公園を巡業するアウトドアホテル by Wonder Wanderers
地域のストーリーを独自の目線から発信したい「BEAMS JAPAN」
Mobility for Possibility─地域の魅力を引き出す移動型滞在施設「BUS HOUSE」

事前にプレゼンターの事業領域を把握し自治体と組んだらどんなことができそうかイメージを膨らませ、エントリー物件をご検討ください。また、今回は特に交通、観光、テレワークとテーマが多岐に渡るため、必要に応じて他部署も巻き込みご参加いただくというのも理想的なパターンです!

7/20から自治体エントリー開始!先着20自治体!? ※申込期間を延長しました

【第3回公共空間逆プロポーザル 開催概要】

日時:2020年9月25日(金)14:00〜16:30(予定)
形式:オンライン(ZOOMでの開催を予定しています)
主催:公共R不動産

一般参加者の参加方法、タイムスケジュール、一般参加者の参加方法等の詳細は決定次第ホームページにて公開いたします。
まずは、自治体のみなさまからのエントリー受付を開始いたしますので、下記の参加方法よりご連絡ください。
(観覧のみの一般参加申し込みは8月下旬を予定しております。)

【自治体エントリー方法】

参加をご希望する自治体のみなさまは、物件登録前に、まずは参加エントリーをお願いします。
参加に関して、これまでと大きな変更点が2点あります。

1点目は、今回は物件提供していただく自治体については、エントリー(参加申込)を先着順とさせていただく点です。先着20自治体となります!(追加受付は先着10自治体)
どの物件を提供すべきか、庁内合意がとれていない、、という場合でも、エントリーには物件は不要ですので、まずは参加の意思表明だけでも先にお済ませください。

2点目は、今回から、物件提供される際「公共R不動産データベース」へ物件登録をしていただくこととなりますので、あらかじめご了承ください。
データベースへの登録方法等、詳細についてはエントリー後にご案内させていただきます。

●エントリー期間:7月20日(月)〜8月21日(金) ※好評につき申込を延長しました!
※物件提供可能な自治体枠は、先着20自治体(8月12日以降の申込みは先着10自治体)となりますので、物件決定前でも、まずはエントリーをお願いします!

●エントリー方法:以下のフォームよりお申し込みください。お申し込み後、事務局から詳細のご連絡をいたします。

https://docs.google.com/forms/u/1/d/1eXzsLmlBdEKb_o2I-xJcbAk_2d1YMPcApTYh2GHFTPg/edit?usp=drive_fs

●企画書(自治体のみなさまへ)
エントリー前に、以下の「自治体のみなさまへのご案内」をご一読ください。

●物件登録期間:一次登録〉7月20日(月)〜8月21日(金)
         二次登録〉8月24日(月)〜9月11日(金)
※ 一次登録までに最低1件の登録をお願いします。一次登録までに物件登録がない場合、参加を取り消しさせていただく場合があります。

●参加費:10,000円(税込)/自治体
zoomの参加人数の関係から、1自治体1アカウントでの参加となります
お支払いは口座振込のみのご対応となります。メールにて振込口座をお伝えします。お振込後、事務局より領収書を送付いたします。

※ 物件提供がない自治体の方は観覧のみの一般参加としてお申し込みください。
※ 8月下旬から一般参加申し込みを開始します。

【お問い合わせ先】

公共R不動産事務局
[mail] info@realpublicestate.jp
[担当] 菊地(純)

 

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全国の魅力的でユニークな公共空間再生の事例や、公共空間を楽しく活用する人々のインタビューなどをお届けします。

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公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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