公共R不動産の頭の中
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【2022年版】公共R不動産ベスト記事TOP10!

2022年も残りわずか。この1年、公共R不動産でもっとも読まれた記事TOP10をご紹介します!廃校活用の事例や公園づくりの仕組み、道路活用の社会実験レポートなどバリエーション豊かなラインナップです。

TOP1|関西初のPark-PFI事例。泉北ニュータウン・大蓮公園の「SUE PROJECT」で市民活動が活発な理由

大阪府堺市の泉北ニュータウンの敷地内に広がる大蓮公園。2019年4月、この場所で関西初のPark-PFI(公募設置管理制度)となる「SUE PROJECT」がはじまりました。「旧泉北すえむら資料館」を活用したカフェ併設の私設図書館や、地域住民が中心となり運営する週末マルシェや博物館など、驚くほど有機的に運用しているプロジェクトの現状から誕生の経緯までを仕掛け人の方々にうかがいました。

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関西初のPark-PFI事例。泉北ニュータウン・大蓮公園の「SUE PROJECT」で市民活動が活発な理由

TOP2|温泉街の廃校をスポーツ合宿施設へ。新たなプロポーザルの仕組みで地域の拠点づくりを目指す「SAGA FURUYU CAMP」(前編)

2020年4月、佐賀市の古湯温泉エリアにオープンした「SAGA FURUYU CAMP」。廃校をリノベーションし、地域の新たな拠点となるスポーツ合宿施設として生まれ変わりました。さらには構想・設計・運営のステップを段階的な随意契約で一括発注するプロポーザルが行われ、今後の地方都市の廃校活用モデルとしても注目を集めています。今回は開業までの経緯と現在の運営について、指定管理者・行政担当者、それぞれの目線で前後編に分けてご紹介しました。

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温泉街の廃校をスポーツ合宿施設へ。新たなプロポーザルの仕組みで地域の拠点づくりを目指す「SAGA FURUYU CAMP」(前編)

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事業者のクリエイティビティを発揮しやすい廃校活用スキームとは。 佐賀市「SAGA FURUYU CAMP」(後編)

TOP3|静岡市「トライアルパーク蒲原」オープン!「〇〇したい」を実現するみんなのアソビバ

2022年7月、静岡県清水区蒲原の富士山が見える広大な敷地に「トライアルパーク蒲原」がオープンしました。この場所の背景には、「まちの人や企業がチャレンジできる仕組みをつくること」があるといいます。同月に開催されたオープニングイベントに向けて、運営事業者の株式会社スルガスマイル代表、栗山勝訓さんにトライアルパークの楽しみ方をうかがいました!

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[7/2]静岡市「トライアルパーク蒲原」オープン!「〇〇したい」を実現するみんなのアソビバ

TOP4|”エリアの個性が滲み出すストリート”を実現するための社会実験|姫路市「大手前通り活用チャレンジ”ミチミチ”」

2020年にウォーカブル推進法(改正都市再生特別措置法)が成立し、ますます注目を浴びる「ウォーカブルなまちづくり」。そんな中、兵庫県姫路市では、全国でも先駆的な道路活用の取り組みを進め、居心地良く滞留する道路のあり方、そして持続的なマネジメントの形を模索しています。道路活用の社会実験「大手前通り活用チャレンジ”ミチミチ“」の様子と合わせて、姫路市のウォーカブルなまちづくりに向けての取り組みについてレポートします。

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“エリアの個性が滲み出すストリート“を実現するための社会実験|姫路市「大手前通り活用チャレンジ”ミチミチ”」

TOP5|東武鉄道と良品計画、宮代町の連携。地域とともに育つ、大らかで新しい駅前開発|東武動物公園駅前 | 公共R不動産

埼玉県宮代町、東武動物公園駅前。2021年9月に無印良品と東武ストアがオープンしました。大きな軒下が特徴的な平屋建ての建物と、目の前に広がる公園のような芝生広場。良品計画・東武鉄道・宮代町の連携により生まれたプロジェクト、その裏側に迫ります!

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東武鉄道と良品計画、宮代町の連携。地域とともに育つ、大らかで新しい駅前開発|東武動物公園駅前

TOP6|コンパクトな公共施設 5選

公共R不動産の新サービス「公共不動産データベース(公共DB)」の中から、公共R不動産メンバーがテーマに沿って気になる物件をセレクトするシリーズです。この記事のテーマは「コンパクト」。公共DBは「エリア」「カテゴリ」「契約種別」「面積」「決定プロセス」などなど、全国の物件を様々な項目から検索できることも特徴の一つです。この検索機能を使って、「延床面積500㎡以下」という条件で検索した物件からセレクトしています!このほかにも、公共DBからさまざまなテーマでおもしろい物件をピックアップしているので、バックナンバーもお楽しみください!

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コンパクトな公共施設 5選

TOP7|まちの再整備と連動する道路活用実験|横浜市「みっける みなぶん」

2020年に、ウォーカブル推進法(改正都市再生特別措置法)が成立し、ますます注目を浴びるウォーカブルなまちづくり。神奈川県横浜市の、みなと大通り及び横浜文化体育館周辺道路(通称「みなぶん」)でも、地域の回遊性や賑わいの向上、魅力創出を目指して、車道幅を狭め、一方で歩道を広げる等の再整備を予定しています。
そうした将来の姿を想像し、検証するための道路活用実験「みっけるみなぶん」が、2020年11月9日から30日までの3週間の間、開催されました。その様子をレポートします。

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まちの再整備と連動する道路活用実験
|横浜市「みっける みなぶん」

TOP8|「文喫」「箱根本箱」を手がけたチームの次なる挑戦。遊休施設を活用して、地域にひらかれた「文化複合施設」をつくりたい!

柔軟な発想を持つ民間プレイヤーから、自治体に向けて「こんなことをしたい」という思いを届ける「逆プロポーザル(以下、逆プロポ)」。これまではイベント形式で開催してきましたが、公共空間活用のうねりが広がっている今、逆プロポという枠組みを日常的な場として開いていきたいと思い、記事連載としての逆プロポを始めることになりました。今回は、全国各地で本のある空間を生み出してきた「株式会社ひらく」の登場です。

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「文喫」「箱根本箱」を手がけたチームの次なる挑戦。遊休施設を活用して、地域にひらかれた「文化複合施設」をつくりたい!

TOP9|津山市 グラスハウス利活用事業(前編)RO+コンセッション方式で新たなスポーツ施設へ

2022年5月、岡山県津山市に総合スポーツ施設「Globe Sports Dome」がオープンしました。元は市営のレジャープール施設「グラスハウス」として活用されてきた建物を、RO+コンセッションの方式で再整備して生まれた施設です。利活用事業のスキームと事業のプロセスについて前編と後編にわたってお届けしました。

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津山市 グラスハウス利活用事業(前編)RO+コンセッション方式で新たなスポーツ施設へ

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津山市 グラスハウス利活用事業(後編)クリエイティブな公民連携から生まれたスポーツ施設「Globe Sports Dome」

TOP10|長崎県波佐見町「HIROPPA」陶磁器メーカー「マルヒロ」がつくった私設の公園

民間企業がつくるパブリックスペースに迫るシリーズ。第一弾は2021年10月、長崎県波佐見町に誕生した「HIROPPA」です。波佐見焼の陶磁器メーカー「マルヒロ」がプロデュースし、運営を手がける私設の公園。その誕生のプロセスと運営の仕組みについて、HIROPPAのディレクター松尾敬介さんと設計を手がけたDDAAの元木大輔さんにお話をうかがいました。

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長崎県波佐見町「HIROPPA」 陶磁器メーカー「マルヒロ」がつくった私設の公園

今年もたくさんの方にご覧いただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします!

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全国の魅力的でユニークな公共空間再生の事例や、公共空間を楽しく活用する人々のインタビューなどをお届けします。

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公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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