公共R不動産の頭の中
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2023年、ポートランド旅の記憶

公共R不動産メンバーの中島彩が、アメリカオレゴン州ポートランドの旅で見てきたこと、感じたことをランダムに振り返る日記です。

2023年9月、ポートランドに行ってきた。

2006〜2009年頃、私は2年半ほどこのまちで過ごした。日本の大学で地域経済について勉強していた兄から「ポートランドというまちがおもしろいらしい」と聞きつけて、何気なく訪ねてみたところから始まった。

通りは清潔で治安がよく、バス停や公園で隣り合う人はすごくフレンドリーで親切。田舎で生まれ育った私にとっては、都市型の生活ができそうだけれど自然が近いスローな雰囲気がちょうどよかった。TRIMETという公共機関がバス、路面電車、ストリートカーを整備しているほか、自転車にも優しくて、駐輪場が至るところにあったり自転車専用レーンも整っていて、車の免許がない自分にとって公共交通機関がばっちり整っていることも魅力に感じた。

2009年頃の自分。自転車でまち中を走りまわっていた。Photo by Chie Masegi

ポートランドの魅力はみなさんの知る通り。私はポートランド州立大学(PSU)に通いながら日に日にこのまちにのめり込んでいった。

コーヒーのおいしさを知り、アートイベントに出かけ、週末にはファーマーズマーケットで買い物をし、夜には地元のインディーズバンドのショーに出かけて友達と乾杯をする。そのあとフードカートで真夜中にジャンクフードを食べる。移動はもちろん自転車だ。ローカルやコミュニティという概念を意識したのもポートランドがきっかけだった。思考も行動もファッションも隈なく影響を受けて、振り返ればイタいほど(笑)ポートランドにかぶれていた。

あの頃、ポートランドを満喫していたと自信を持って言える。だけれど当時、呑気な学生だった私は生活者としてただただ興味の赴くがままに動き、豊かな環境を享受するのみだった。

そこで今回の旅では、「なぜポートランドは魅力的なのか」という問いを頭の片隅に置いてまちを歩くことにした。当時の暮らしやこの15年ほどの変化を含めて、この旅で見たこと、感じたことをここに記録してみたいと思う。

都市は生き物である

「なぜ魅力的なのか」というテーマを掲げておいて話題の腰を折るようだが、到着した初日にファーマーズマーケットに行こうと久しぶりにダウンタウンを歩いてみたら、その変化に絶句した。ネガティブな変化である。最後にポートランドを訪れたのは7年ほど前。コロナを経た現状について現地の友人から小耳に挟んでいたものの、それは想像を超える変化だった。

ダウンタウンのオールドタウンや川沿いを中心にホームレスが急増し、歩道にはいくつもテントが張られて不穏な空気を放っている。罵声が聞こえたり、悪臭がしたり、ドラッグ中毒者が路上でぐったりしている光景も珍しくない。通りにはゴミが増えて空きテナントが目立ち、路上駐車をしていた車の窓が割られているのを見た。日中のダウンタウンを緊張しながら歩くのは初めての経験だった。

ダウンタウンのオールドタウンを中心に、小さなテントをはった路上生活者がたくさんいた。

理由はとても複雑なようだ。まずはベースに不動産価格の上昇がある。2023年現在のポートランドの人口は62万人ほど。私が住んでいた2009年頃も日本から視察に来る人がいたし、移住者が増えているという話を聞いていたのだが、年々NYやLA、シリコンバレーなどで物価が上がりすぎて暮らせなくなった若者が、大都市よりは安くてゆったりしている、なおかつカルチャーも盛んなこのまちに流れてきたそうだ。ポートランドはアメリカの地方都市のなかではラストフロンティアだったという人もいる。

年々ブームは加熱していき(2011年から全米で放送されたドラマ『Portlandia』も火付けとなったひとつの要因だろう)ピーク時では毎週400人ほどの移住者が増えていたといわれ、不動産価格がぐんぐんと高騰していった。パンデミックが落ち着いた後の数年は減少傾向にあるが、不動産価格は変わらず上昇し続けているそうだ。

ダウンタウンから川を渡ったサウスイースト地区やノース地区にもコンドミニアムが次々と建ち、川沿いにあるかつてはいい意味で怪しげな雰囲気だった倉庫街はテック系企業が進出して浄化されていたりと、この十数年の変化は著しい。

大きな通り沿いには真新しいビルやコンドミニアムが増えた。

昔はカフェやバーで働きながら生計を立てている知り合いが何人もいたが、いまは物価も家賃も上がり、そんなボヘミアンな暮らしはかなり厳しくなっているそうだ。ジェントリフィケーションが起きているのだろう。友人は「都市の成長痛だ」と話していた。そのうえにパンデミック、新種ドラッグの流行とハードドラッグ所持の非犯罪化(Measure 110)、Blacks Lives Matter、警察の機能停止などこの数年でいろんな出来事があり、複雑に絡まった糸がなかなか解けない状況にあるようだ。

あれだけ平和だったポートランドに不穏な空気が漂うことになるなんて微塵も想像していなかった。変わらないものなんて何もない。都市は生き物であり、良くも悪くも常に変化していくものなのだとしみじみと感じた。

都市と自然が営むファーマーズマーケット

話を戻して土曜日の午前8時、初日にファーマーズマーケットに行った。

ポートランドではファーマーズマーケットが盛んで、私が知る限りでも市内10箇所以上で大小さまざまな規模のものが開催されている。今回訪れたのは、PSUのファーマーズマーケットで市内最大級の規模をほこる。 

毎週土曜の朝からお昼過ぎまで開かれるPSUのファーマーズマーケット。140の農家や食べ物の出店が立ち並ぶ。

ダウンタウンの治安の悪さに衝撃を受けつつも、PSUに入ってホッとした。そこには以前と変わらない、いや以前よりも規模が大きくたくさんの人で賑わう風景があった。

カートの上にランダムに積まれた野菜やフルーツたちはカラフルでみずみずしい。少し見た目が不格好だったり泥がついた野菜もまた美しい。フードカートやコーヒースタンドもあっていい香りがただよい、芝生の上で朝食を食べたり、知り合い同士なのであろう家族グループが交流していたりとマーケットが社交の場にもなっている。ピースフルで活気があって、歩いているだけでパワーがもらえるスポットだ。

朝採れのフレッシュな野菜が並ぶ。カラフルでまるでアートのよう。
ライブミュージックが流れ、青空の下でのんびりくつろぐ。

消費者は普段着のまま買い物用のカートをひっぱってやって来ては、新鮮な野菜を買い込んでいき、生産者は採れたてのものを直接人々と会話しながら販売する。スーパーで買ったり商品を卸したりするだけでは得られない価値がここにある。

ポートランドでは70年代から農地や森林を開発から守り、都市の成長を指定された範囲内にとどめるための都市成長限界線(Urban Growth Boundary)が設定された。だから生産地と都市の距離が近く、ファーマーズマーケットはある意味で合理的なのだろう。一見おしゃれな風景ではあるけれど、いたって素朴で日常的な行為。条件的に理にかなっていて必要だから人が集まる。これは自然発生的に生まれた風景なのかもしれない。

ファーマーズマーケットのあとにダウンタウンをもう少し歩いてみた。2023年、長く愛されてきたフードカートポットだった場所に高級ホテルのリッツ・カールトンがオープン。フードカートを撤去することについて市民からは反対の声が強かったそう。救済措置として1階のテナントにフードカートの店が出店できる権利を提示したが、家賃が高額すぎて再出店はあまり実現しなさそうとのこと。
おなじみエースホテル。周辺に人は少ないけど変わらずかっこいい空間デザイン。
エースホテルから徒歩3分、独立系大型書店のPowell’s City of Booksにも立ち寄る。全体的にダウンタウンには人が少なかったけどここだけはたくさんの人で賑わっていた。この場所には強烈な磁場があると私は思っている。それくらいポートランドのアイデンティティになっている場所。くわしくはこちら

やっぱり超ウォーカブルだった

今回はダウンタウンからウィラメット川をはさんだ東側のサウスイースト地区(SE)のAirbnbに泊まることにした。SE地区は昔ながらの戸建てが並ぶ住宅地の間にいくつか大きな通りが走り、ローカルなレストランやカフェ、バー、ショップなどが集まるポートランドのコアなエッセンスが詰まったエリアだ。話題のレストランやショップは大体SEかNorthにある。最近ではコンドミニアムやオフィスが増えて10年前よりはスタイリッシュな印象も受けた。

滞在した7日間のほとんどをこのエリアをブラブラして過ごしていた。緑が多くて散歩するのにもぴったりだし、適度に住宅街と商業がミックスされていてポートランダーたちの暮らしや思想が垣間見れるのも楽しい。

緑が豊かで閑静なサウスイースト地区の住宅街。
数本先のストリートに出れば、話題のレストランやカフェがならぶ。
左 DivisionのNew Seasons Market。ローカルチェーンのオーガニック系のスーパーマーケット。デリもおいしくて商品のセレクトもデザインもいいし、店員さんもフレンドリー。ここに来ると毎度テンションが爆上がりする。 右 住宅街では度々小さなライブラリーと出会う。全米で広がるLittle Free Libraryというシステム。
左 市内にはフードカートポットと呼ばれるフードカートが集まるエリアがいくつかある。こちらはSE地区 Hawthorneにあるフードカートポット。 右 フードカートから始まり人気レストランに成長していくケースがある。起業をうながす仕組みであり、気軽に仲間と集まって食事を囲める社交の場でもある。
左 すべての人種やジェンダー、出身地などもウェルカムです。ここは安全です。という張り紙。レストランやカフェ(ときには民家でさえも)がそれぞれの社会的なポリシーを主張している。 右 おそらくグリーンインフラを兼ねているであろう、歩道につくられた小さな緑地。

改めてまちを観察してみると、ポートランドはすごくウォーカブルだった。車ではなく、歩行者や自転車が優先された設計になっている。道路空間の活用も進んでいて、DivisionやClinton、Hawthorneなどの目抜き通りのいたるところで店舗前の道路を活用して座席が設けられているのを目にした。夏が終わりを迎える9月半ば、快適な気候のなか野外の席は多くの人でにぎわっていた。

この道路活用の動きはStreet Sestsという名前で10年以上前から始まっていたものの、パンデミックによって一気に動きが加速したようだ。2020年からはコロナ禍の飲食店への救済措置として、ポートランド市交通局(PBOT)はレストランオーナーが許可要件に従う必要はなく、屋外での事業拡大のための無料の一時許可を取得できるようにした。

もともとウォーカブルなポートランドでこの施策がすんなり浸透するのは当然な流れなのかもしれない。いまではすっかりこの光景が定着しているようで、店内よりも外のテーブルで食事をする人のほうが多い印象だ。2023年9月現在は料金体系を見直しつつ、恒久化に向けて検討が始まっているとのこと。

ポートランドは1年の半分以上が雨季なのだけど、夏から秋にかけては最高に過ごしやすい気候。これほどStreet Seatsが活躍する時期はない。
SE地区だけではなく、ダウンタウンの北側にあるNorthWest地区でも屋外席が賑わっていた。

ウォーカブルといえば、ポートランドは車なしで生活できるアメリカの中でも稀な地方都市だと思う。もちろん車があったほうが便利ではあるものの、なくても全然問題ない。市内にはバスのルートが張り巡らされていてストリートカーも走っているし、空港や郊外にはMAXという電車でつながっている。路面電車の中へ自転車で乗り込んだりバスで自転車を運んだりできるのはもちろん、アプリやバス停の掲示板とバスの交通状況がリアルタイムで接続されているので本当にストレスなく公共交通機関を利用できる。

そしてポートランドのドライバーは歩行者に優しい。どんな大きな通りでも、たとえそこが横断歩道ではなくても、道を渡りたいそぶりを見せると90%、いや、それ以上の確率で車を止めて通してくれる。バスや電車の交通システムだけでなく、住民全体の意識も含めてウォーカブルなまちなのだと改めて感じた。

左 バスの正面には自転車用ラックがある。自転車をつんでバスに乗れば、バイカーたちの行動範囲はぐんと広がる。 右 短距離の移動に便利なストリートカー。

地元のビール産業がまちづくりへ

久しぶりに会う友人夫婦と食事をした。案内されたのは教会をリノベーションしたブリュワリーレストラン。思わず上を見上げてしまうほど天井が高い大空間とステンドグラスに圧倒される。ここは友人が勤める建築設計事務所が設計したお店で、ポートランド近郊では廃教会が問題になっているのだと聞いた。日本でも廃寺があると聞くし、ポートランドだけではなく全米や世界的にも似たような問題を抱えているのかもしれない。

ステンドグラスが象徴的なSteeplejack Brewingの内観。外観を撮りそびれたけど、シンボリックな建物ですごく素敵だった。

この教会は1909年に建てられたもので、2019年に地元のビール会社Steeplejack Brewingが建物を購入して大改装に挑んだそうだ。かつての教会のようにファミリーや子どもたちも集えるよう、コーヒーラウンジやゲームルーム、イベントができる個室などの機能もある。

そういえば、ポートランドの廃校活用事例として有名なKeneddy Schoolもビール会社のMcMenamins社が旧校舎を買取り、ホテルとして運営している。McMenaminsはKeneddy Schoolのほかにもオレゴン州とワシントン州に60軒を超えるレストランやホテル、シアターなどを運営しており、友人はビール会社よりももはやホテルのイメージのほうが強いと話していた。しかもその多くは歴史的建造物を買い取り改修して、新しいビジネスへとコンバージョンしている。

Steeplejack BrewingといいMcMenaminsといい、ビール会社が経済的に負担がかかりそうな歴史的建造物の保全に乗り出しているということは、それだけ体力のある業態ということなのだろう。

そもそもポートランドはビール天国と言われている。オレゴンは全米トップのホップの産地であり、Mt. Hoodからおいしい水が流れているので低コストで新鮮なビールをつくることができるのだそうだ。市内には70を超えるブルワリーがあると言われていてその数は全米4位なのだというが、ポートランド全体においてビール産業がどれほどの割合を占めるのかが気になるところ。

なにはともあれ地元の産業がまちの景観を守ったり、業界の垣根を超えて新しいカルチャーをつくり出していること、そして地元の人がその動きを応援しているという好循環がすごくいいなと思った。当たり前のことかもしれないけど、地元企業の元気がいいとまち全体が元気になる。

久しぶりにKeneddy Schoolにも行ってきた。周辺地域が開発されて、ますますの人気スポットになっているよう。

歴史的建造物の再生といえば、SEの中心地にある廃校活用としてWashington High Schoolという複合施設にも立ち寄ってみた。ここはビール会社ではなく不動産デベロッパーが手がけているが、同じくローカル愛に包まれていてコンテンツがかなりいい感じだった。“レペゼンポートランド”な気概を感じるクリエイティブな拠点になっている。詳しくは別記事にて。

市民参加の仕組み Neighborhood Association

この旅では再会する友人たちにも「ポートランドはなぜ住みやすいのか」という問いを投げかけてみた(学生時代の自分では考えられないほど意識の高い会話である)。するとSE地区に住む友人からNeighborhood Association(NA)というキーワードが出てきた。直訳すると近隣組合。日本の自治会や町内会と似たようなものではありそうだが、少し質感が違う。

まず市が公式に認定した組織であり、市の計画の策定プロセスに関与できることが法律に明記されている。そして市から毎年予算が出て、お金の使い道はみんなで話し合い、道路の整備や歴史的建物の保全などまちづくりに関するあらゆることに使われる、といったもの。ほぼ毎月定例ミーティングが開催されており、エリアの住民であれば誰でも参加できる。世帯単位ではなく個人単位で加入できることも特徴で、近所の暗黙のルールでなんとなく入るものではなく、極めて自主性が強い。

昔の同級生で一児の母である友人は、ときどきNAのミーティングに参加していると話していた。実際のところ子どもができるまではあまりNAを意識してこなかったそうだが、結婚して家を買い、子どもが生まれたころには地域との繋がりがより強くなり、自然と参加することになったそうだ。「子どもの通学路を安全にしたいとか、毎日の生活に関わることだからね」と話していた。ミーティングでは予算の使い道についてディスカッションされて、その内容がダイレクトに地域の変化につながっていく。だから参加者はみな“自分ごと”として積極的に発言する人が多いとのこと。

NAを通じて知り合いが増えていき、言語を教え合ったり壊れた家や自転車を直すなど、NAのメンバー内で職能や特技を生かしてお互いに助け合うこともあるそうで、コミュニティ形成の役割も果たしている。

SE地区にあるWashington High School。築100年の廃校が音楽ホールやオフィス、バーやレストランを備えた地域のクリエイティブ拠点へ。

そういえばWashington High Schoolでも建物を取得した不動産デベロッパーが改修計画を進めるなかでその地域のNAと相談をしながら計画を進めたという記載を見た。ポートランドの市民参加型まちづくりについては聞いたことがあるものの、NAの取り組みが市内全域で行われているとしたらかなり納得がいく。

やっぱり愛なんだな

いろいろ考えてはみたものの、政治や歴史、気候や地理的条件などポートランドの魅力をつくる要素はさまざまで、ここまで書いたものは断片的でほんの一部にすぎない。そもそも冒頭で触れた通り、いまポートランドの市政や経済状況が良好とは言えないし、特にこの数年の変化は目まぐるしい。オレゴン生まれオレゴン育ちの友人はこんなことを言っていた。

「こんなに先が読めないことはかつてなかった。不安ではあるけど、だけどポートランドはいつだって素晴らしい。すぐそこに森があって、コーヒーはおいしくて、自由でクリエイティビティへのリスペクトがある。私はこのまちが好き。ポートランドへの気持ちだけはいつだって変わらない」

この言葉にすべて詰まっている気がした。地元愛。結局のところまちを構成する一番の要素は人であり、住人の気持ちがポートランドをつくっているのだろう。「なぜポートランドが魅力的なのか」なんていう壮大な問いを立ててみたけれど、この答えにすっぽり包まれてしまったようだ。

Pip’s Original Doughnuts & Chai。外はカリッと中はふんわり、甘いドーナツ。おいしかった。
朝のコーヒーショップは1日の中で一番神聖な時間。
SE地区の東側にあるMt.Tabor Parkから見るサンセット。こんな日常が美しい。

初日にダウンタウンを歩いたときはまちの変化にショックを受けたが、イーストサイドで日常生活を送り、友人とも時間を過ごすなかで緊張感はあっという間に解かれていった。

まちの人は変わらず優しいし、日々の暮らしを大切にするポートランドの人々の考え方、そんな日常風景を愛おしく感じた。いまは遠く離れた日本に住んでいるけれど、私も変わらずこのまちが好きだ。2023年の今しか見られない風景に立ち会えて本当によかった。次に訪ねるときにはどんな風景に出会えるのだろうか。

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PROFILE

中島 彩

公共R不動産/OpenA。ポートランド州立大学コミュニケーション学部卒業。ライフスタイルメディア編集を経て、現在はフリーランスとして山形と東京を行き来しながら、reallocal山形をはじめ、ローカル・建築・カルチャーを中心にウェブメディアの編集、執筆など行う。

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