公共R不動産の頭の中
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【2025年版】公共R不動産ベスト記事TOP10!

2025年も残りわずか。この1年、公共R不動産でもっとも読まれた記事TOP10をご紹介します!昨年開催したNEXT PUBLIC AWARD受賞プロジェクトのインタビューや新しい政策の解説、公共R不動産研究所、海外都市の考察、新しいタイプの図書館など、バリエーション豊かなラインナップです。

TOP1|公共、民間、「オープンな自治会」の連携によるポジティブな循環/愛知県岡崎市「QURUWA戦略」の歩み

愛知県岡崎市で実施されている都市再生プロジェクト「QURUWA(くるわ)戦略」。公民連携で行われるさまざまな取り組みが奏功し、まちに次々と新しい景色が生まれています。2023年には、まちづくりの好例としてグッドデザイン金賞を受賞。多様な人が関わりながら進むQURUWA戦略の中でも、本記事では、籠田公園・中央緑道の公共空間整備と、そこから生まれた民間主導の空間、動きの掛け合わせによるまちづくりについて、行政と民間事業者、それぞれの立場の方々にうかがいました。

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TOP2| スモールコンセッションって何? 国交省担当者が語る政策の意図とは

2024年6月に、官民連携による身近な遊休公的不動産の利活用の推進に向けて「スモールコンセッション推進方策」が策定されました。こうした動きは、どうまちを変えていくのでしょうか。またこれまで手法として認知されてきた「コンセッション」とはどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「スモールコンセッション」を推進する国土交通省総合政策局社会資本整備政策課の粟津貴史さんをお招きし、取組がはじまるまでの経緯や、見据える将来像についてお伺いしつつ、スモールコンセッションとはどうあるべきなのか。公共R不動産のメンバーと共にディスカッションしました。

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TOP3| 「クリエイティブな解体」を探る #01 解体はまちの新たな価値を生み出す再編集プロセス

公共不動産の「活用」についてあれこれ考えることの多い私たち公共R不動産ですが、その先に避けては通れない話題があります。それが「解体」。次々に更新の時期を迎える公共不動産を前に、活用しきれないものが出てくるのは避けられません。このままではいけないと感じつつも、打ち手に悩む自治体の皆さんもいらっしゃるはず。解体を捉え直し、その先に新たな価値を生み出せないか?そんな問いを皆さんと共に考える連載を始めました。矢ヶ部研究所長、宮本研究員、新たに今年度から参加した川口研究員による共同連載です。

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TOP4| 「ソウル野外図書館」から見えてきた、パブリックな居場所のつくり方

韓国ドラマ、アーティスト、フード、美容…など、韓国のさまざまなジャンルのコンテンツが日本に与える影響の高まりを日々感じる中、韓国旅行で体験した「Seoul Outdoor Library/ソウル野外図書館」の紹介を中心に、韓国のまちなかのパブリックな居場所について公共R不動産の金子がレポートします。

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「ソウル野外図書館」から見えてきた、パブリックな居場所のつくり方

TOP5| 大手企業も続々登録中。公共不動産データベースが注目する廃校3つ

「公共不動産データベース」から、テーマに沿って公共R不動産メンバーが気になる物件をピックアップするシリーズ。この回では公共不動産DB運営担当の矢ヶ部慎一さんが、最近の民間会員の傾向やニーズを紹介しつつ、おすすめの廃校物件をピックアップしました。

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TOP6|「ここで遊ぼう」という願いを誰もが実現できるまちに。東京都小金井市みんなの公園プロジェクト「play here」とは?

公園を、障害のあるなしに関わらず、誰もが自由に遊べる場所にしていきたい。そんな思いから始まった東京都小金井市「小金井みんなの公園プロジェクトplay here」は、令和5年度から地域の多様な声を集めながら少しずつ形づくられました。令和7年度からは公共R不動産も参画し、新体制でプロジェクトがスタート。本事業を主導する小金井市環境政策課と、play hereディレクター、公共R不動産のメンバーによる鼎談を通じて、事業の現在地と未来についてご紹介します。

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TOP7| 東京都北区「ジェイトエル」。まちにひらく、創造のサイクル

東京都北区の十条駅前に誕生した「ジェイトエル」。本や最新のデジタル機器、表現の場が融合する、新しいタイプの公共施設です。本を読むだけでなく、つくり、発信し、まちとつながる、そんな多様な体験が循環する場として運営されています。コンセプトも組織体制もユニークなこの施設。その成り立ちや運営の仕組みについて深掘りしていきます。

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東京都北区「ジェイトエル」。まちにひらく、創造のサイクル

TOP8| 地域全体を学びのフィールドへ。加賀市とまちの研究所が取り組む、創造性とシティプライドを育む保育・教育の形とは?

令和5年度、石川県加賀市にて「創造性をはぐくむ保育・教育の実践」をテーマにした保育ビジョンが策定されました。そのビジョン実現のために加賀市とまちの研究所株式会社が連携協定を結び、市内の公立保育園での実践がスタートしました。実践者である保育士の方へのインタビューを通して見えてきた地域全体で取り組む保育・教育の可能性についてご紹介します。

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TOP9| 台湾デザインの未来図を描く「台湾デザイン研究院」の現在地

台湾のデザイン政策を牽引し、省庁横断して様々なデザインプロジェクトを生み出している国家機関、台湾デザイン研究院(Taiwan Design Research Institute, 以下「TDRI」)。どんな人たちが、どのように、台湾全土にデザインシンキングの考え方を浸透させているのでしょうか。台湾デザイン研究院の張基義(Chi-yi Chang)院長(以下、「張氏」)と艾淑婷(Nina Ay)副院長(以下、「艾氏」)に、公共R不動産の馬場正尊がインタビューした様子をお届けします。

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TOP10| 【前編】農・本・人を地域経済でつむぐ点的拠点群「東久留米タルキプロジェクト」:現地ツアー編

空き店舗や遊休地が点在し、大規模団地を中心に少子高齢化が進む東京都東久留米市で、「農」と「暮らし」をつなぐ新しい実践が始まっています。公共空間活用の新たな可能性を発見する「NEXT PUBLIC AWARD 2024」でグランプリを受賞した「タルキプロジェクト」は、東久留米市で農園と書店を営む野崎家と設計事務所IN STUDIOがタッグを組み、自らの土地や拠点を少しずつアップデートしながら、地域資源を編み直す取り組みです。そんな注目のプロジェクトの現場を訪ねるべく、公共R不動産メンバーと、NEXT PUBLIC AWARDで審査員を務めた広瀬郁さん(株式会社トーン&マター代表取締役)で現地ツアーを行いました。前編ではツアーの様子をダイジェストでお届けします!

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今年もたくさんの方にご覧いただきありがとうございました。
来年も公共R不動産をどうぞよろしくお願いします!

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公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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