公共R不動産のプロジェクトスタディ

公共R不動産のプロジェクトスタディ

国内外で進んでいる公共空間活用の面白い事例を紹介。選定のポイントは”しくみとデザイン”。補助金に依存していない持続可能なしくみであること、また、これまで公共空間では見過ごされがちであったデザイン性に優れたものであるという点を重視して紹介しています。

【レポート前編】未来の「パブリック」を指し示すプロジェクトに出会う!NEXT PUBLIC AWARD 公開プレゼンテーション/最終審査

2024/3/14

公共空間活用の新たな可能性を発見する「NEXT PUBLIC AWARD」。2023年12月に公開プレゼンテーションと最終審査を行いました。全国から集まってきたユニークなプロジェクトの数々についてレポートします!

中島彩

【レポート後編】多彩なプロジェクトから見る、新しいパブリックのかたち。NEXT PUBLIC AWARD 公開プレゼンテーション/最終審査

2024/3/14

公共空間活用の新たな可能性を発見する「NEXT PUBLIC AWARD」。2023年12月に公開プレゼンテーションと最終審査を行いました。後編では、審査員による振り返りとディスカッションについてレポートします!

中島彩

市民主導の社会実験「URBAN PICNIC」が導き出した「公園の最適解」とは

2024/3/11

150年前の開港以来、多くのひとを迎えてきた港町・神戸の中心地、三宮。観光客が賑わう駅前からほど近い場所に、市民が日常を過ごす憩いの公園「東遊園地」があります。2023年4月にリニューアルされた園内には、2015年から2021年までの7年間で行われた社会実験「URBAN PICNIC」を経て実装された芝生広場やカフェが加わり、近隣住民に癒しの時間を提供しています。今回は「神戸のまちがこうなったらいいな」という市民のアイデアから始まった社会実験「URBAN PICNIC」の軌跡を紹介します。

公園 パブリックスペース 社会実験
岩井美穂

港湾と河川と公園…管理主体が異なる区域の活かし方。滋賀県大津市の社会実験「リポート・大津/びわ湖」

2024/2/29

2023年9月9日〜11月19日、滋賀県大津市 大津港の修景緑地およびおまつり広場周辺にて、社会実験「Re:Port OTSU/BIWAKO - リポート・大津/びわ湖」が開催されました。港湾・河川・公園といった管理主体が異なる区域の境目に位置し、水辺の最高なロケーションにもかかわらずイベントなどで活用する際の手続きが煩雑となっていたエリア。今回の社会実験において、官民連携により連日賑わう市民の憩いの場として、そのポテンシャルを発揮しました。社会実験に携わった官民両者に実施の経緯や結果をインタビューしました。

河川 社会実験 公園 港湾
前田有佳利

エリア開発から丁寧に積み上げてきたエリマネ団体がつくる、これからの風景とは 〜西梅田地区「TOMARIGI」プロジェクト

2024/2/21

大阪・梅田の地下は、7つの駅を結び、その複雑さから「梅田ダンジョン」と呼ばれる大迷宮。大阪らしいサービス精神あふれる大阪駅前ビル地下階など大阪駅前の一大地下空間の西側、西梅田地下道に新たな風景が誕生しました。修景施設「緑のパティオ」に、可動するベンチやイスを配置し、利用者がひとりひとりニーズにあった憩いの空間づくりができる新しい公共空間へ。​​西梅田地下道<だから>できたと言わしめる場づくりの経緯をレポートします。

仮設建築 エリアマネジメント 社会実験 プレイスメイキング
アサイアサミ

所沢の各所でまちを使いこなし、魅力を引き上げる二日間!社会実験「STREET PLACE CHALLENGE」&回遊プログラム「TOKOROZAWA DESIGN WALK」開催レポート

2024/1/26

2023年11月18日(土)19日(日)、所沢駅周辺エリアのパブリック空間を活用した社会実験「STREET PLACE CHALLENGE」が開催されました。さらに、同日開催のイベントと連携し、ガイドマップを通じた魅力発信プログラム「TOKOROZAWA DESIGN WALK」も同時開催。エリア一体の回遊性を高めながら、パブリック空間やストリートの活用可能性を探りました。当日の様子をお届けします。

社会実験 公共空間 まちづくり ウォーカブル
阿久津遊

各界隈が自律的に動き出す社会実験「三の丸トライアルMONTH」-長野県松本市「三の丸エリアプラットフォーム」(後編)-

2023/12/22

「誰かに語りたくなる暮らし」を合言葉に、松本城三の丸エリアに位置する10の界隈が取り組みを推進する「松本城三の丸エリアビジョン」。その推進組織として、2022年12月に「三の丸エリアプラットフォーム(以下三の丸AP)」が設立されました。後編では、各界隈で実際に行われていた社会実験のいくつかをレポートします。どの現場も熱があり、あそこへ行ったら何かある、という期待感に満ちていました。

エリアプラットフォーム 社会実験 まちづくり プレイスメイキング 仮設建築 エリアビジョン
小島あや乃

「誰かに語りたくなる暮らし」を実現する推進基盤とは -長野県松本市「三の丸エリアプラットフォーム」(前編)-

2023/12/22

「誰かに語りたくなる暮らし」を合言葉に、松本城三の丸エリアに位置する10の界隈が取り組みを推進する「松本城三の丸エリアビジョン」。日々の生活に心地よさを育み、訪れる人にとっても魅力的なまちを目指す取り組みです。ここでは、基盤となる組織「三の丸エリアプラットフォーム」の立ち上げと、それがどう作用して活動がなされているのかをお届けします。

仮設建築 エリアビジョン エリアプラットフォーム 社会実験 まちづくり プレイスメイキング
小島あや乃

【速報】未来のパブリックを示すプロジェクトを発掘・応援する「NEXT PUBLIC AWARD」 結果発表!

2023/12/15

日本の公共空間活用における新たな可能性を発見するアワード「NEXT PUBLIC AWARD」の公開プレゼンテーションと最終審査を終えました。グランプリと各部門の優秀賞をお伝えします。

公共R不動産

「土と生きる」美術館の未来を考える 後編

2023/12/6

広大な自然の中に佇む愛知県陶磁美術館。「土と生きる」をテーマに、美術館の可能性を探る社会実験、二日目に行われたトークセッションの模様をお届けします。 前日美術館に泊まった参加者を前に、やきもの蒐集家 小西裕佳子さん、陶芸...

公共R不動産

連載

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公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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