公共R不動産の頭の中
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ボトムアップの実験都市は日本で実現できるのか? 〜書籍『アムステルダム ボトムアップの実験都市』出版記念トーク〜

個人のアイデアで街を変えるプロジェクト集『アムステルダム ボトムアップの実験都市』を題材に、この本の著者でオランダ在住歴28年の建築家である根津幸子さんにお話を伺いながら、「自分たちのまちは自分たちでつくる」ことが、日本ではどうしたら可能になるのかについて掘り下げていきます!

2025年8月に学芸出版社より、個人のアイデアで街を変えるプロジェクト集『アムステルダム ボトムアップの実験都市』が発売されました。
建築家やクリエイター、市民らが始めたサーキュラー・エコノミーやリジェネラティブ・デザインなど、ボトムアップ型まちづくりの先進地として知られるオランダ。
この本の著者で、オランダ在住歴28年の建築家である根津幸子さんにお話を伺いながら、個人のアイデアがどのように人を動かし街を変えているのか、そして「自分たちのまちは自分たちでつくる」ことが、日本ではどうしたら可能になるのでしょうか。
市民の動きを政策で受け止めるための仕組みとは?行政と民間がどんな対話をしているの?など、公共R不動産ならではの視点で、馬場・飯石と共に迫ります!


【概要】
日時:
2025年9月29日(月)19:00- 21:00(18:30開場)
会場:Un.C -Under Construction(東京都中央区日本橋馬喰町2-7-15 6F)
登壇者:根津幸子、馬場正尊、飯石藍
定員:30名程度(会場のみ) 
参加費:トークのみ:1,000 円 トーク+書籍:3,100円 ※peatixによる事前決済となります
主催: 公共R不動産

【お申し込み】
以下のページにアクセス、お申し込み・決済をお願いいたします。
https://peatix.com/event/4564763/view

ご注意事項
①本イベントは事前決済制となります。
②キャンセル等による返金は一切不可となりますので予めご了承下さい。
③この機会に書籍をお求めの方は、【トーク+書籍】チケットにてご参加ください。
9月21日(日)までにお申し込みいただいた方には、書籍の事前送付が可能です。当日会場での受け取りをご希望の方は、フォームにその旨ご記入ください。9月22日(月)以降のお申し込みの方は当日会場でのお渡しとなります。
いずれもフォームにてご連絡先の記入をお願いします。

【お問い合わせ】公共R不動産
(mail) info@realpublicestate.jp
(担当) 木下

【スピーカー】

ゲスト:
根津幸子(Urbanberry Design主宰)

オランダ建築登録建築家。オランダ政府奨学生としてベルラーヘ・インスティテュート修了。2002年アムステルダム拠点でUrbanberry Design主宰。スタートアップの開催主旨づくりを得意とし、建築、インテリア、まちづくり、都市計画などのプロジェクトに関わる。

ナビゲーター:
馬場正尊(オープン・エー代表取締役/建築家 /東北芸術工科大学教授)

1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂、早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2003年OpenAを設立。建築設計、都市計画、執筆などを行い、同時期に「東京R不動産」を始める。2008年より東北芸術工科大学准教授、2016年より同大学教授。2015年より公共空間のマッチング事業『公共R不動産』立ち上げ。2017年より沼津市都市公園内の宿泊施設『INN THE PARK』を運営。

飯石藍(公共R不動産メディア事業部マネージャー/株式会社nest取締役)
公共空間活用に関するメディア「公共R不動産」にて、公共空間活用に関する情報発信、発注のプロセスデザイン、リサーチなど、公共空間のクリエイティブな活用に向けた様々な事業を企画推進している。また、2017年から東京都豊島区の南池袋公園・グリーン大通りにてイベントや実験からハード・ソフト両面から都市政策につなげていくプログラム「IKEBUKURO LIVING LOOP」を推進。九州では、民間が作る公園「ちはや公園」の立ち上げ・運営の仕組み構築等に携わり、公民ともにまちの居場所を作るためのプロジェクトに関わっている。

【プログラム】
19:00-19:30 根津さんによるプレゼンテーション
19:30-20:30 ディスカッション
<テーマ1(仮):ボトムアップまちづくりが成立する背景を知りたい!>
<テーマ2(仮):オランダメソッドを日本に援用するには?>
20:30-21:00 会場からの質疑応答

連載

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公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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