プロジェクト
× 群馬県
公共R不動産 ✕ 群馬県
群馬県トライアルサウンディングプロジェクト

まちが変わる、新しい「公共空間」の使い方。「ぐんま官民連携まちづくりシンポジウム」イベント動画公開

2022年2月24日、群馬県主催の「官民連携まちづくりシンポジウム」が開催されました。アーカイブ動画が公開となりましたのでお届けします!

アーカイブを楽しみにお待ちいただいていた皆様、大変長らくお待たせいたしました。溢れる想いをそのままに、2時間超の動画となっております。
https://yukemuriforum-gunma.jp/program/machi-sympo2022/

私たちの身の回りにある公園や学校、行政庁舎をはじめとした公共施設。こうした施設は「公共空間」と呼ばれ、人々の憩いの場であり、日々の暮らしを支えるインフラでもあります。

しかし、「公共空間」を管理する行政の財政は人口減少等によって年々厳しさを増しており、これまで通りのやり方では施設を維持することすら難しくなるケースも増えています。

このような状況の中、これまでにない多様なアプローチで「公共空間」を有効活用している事例が全国各地で生まれはじめています。

今回のシンポジウムでは、前半で公共R不動産ディレクターの馬場正尊から公共空間の活用事例や取り組みに関するレクチャーを行い、後半では群馬県内に眠る遊休化した公共空間の活用アイデアを考えてみる「妄想トークセッション」を行うという2部構成でお送りしました。

今回対象となったのは、3つの物件。

①ながめ余興場・まちなか交流館(みどり市)
②小幡公園と周辺エリア(甘楽町)
③群馬県 総合スポーツセンター伊香保リンク(渋川市)

それぞれ特徴が異なる物件だったこともあり、様々な切り口でアイデアが交わされる時間となりました。

例えば、交流館を地元の高校生が部室として活用できるようにして使い方を実験してみる、
対象となる公園だけでなく、周辺のエリアに眠る魅力から人の賑わいを産むきっかけを作り出す、
さらにはエクストリームスポーツの練習場として親子が楽しめる場所にする、など。

妄想アイデアだけでなく、実現に向かうプロセスまで提示されて現実味の高い提案がたくさん飛び出していました。登壇者の皆さん、そして群馬県官民連携まちづくりチームの皆さん、ありがとうございました!

お見逃しの方はぜひ以下よりご覧ください!

登壇者のプロフィールは以下よりどうぞ!!
https://yukemuriforum-gunma.jp/program/machi-sympo2022/

PROFILE

公共R不動産

全国の魅力的でユニークな公共空間再生の事例や、公共空間を楽しく活用する人々のインタビューなどをお届けします。

連載

すべての連載へ

公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

もっと詳しく 

すべての本へ