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公共R不動産がピックアップする物件
公共R不動産がピックアップする物件 「民間提案制度」活用促進プロジェクト

日常的に人が来るきれいな広場
大東市立総合文化センター サーティホール

ホール玄関から広場側をみたところ。ちょうどいいサイズ感。

僕たちの仕事の大きな軸の一つは「ポテンシャルの発見」です。

リノベーションでもまちづくりでも、割と上記のキーワードからスタートすることがあります。

この職能って実はみんな持っているタイプの能力で、要は「こんな風になったらいいな」みたいな話です。で、想像した後にそれに伴うハードルをいろいろクリアしていく。そんな職業だと思っています。

ちょっと話ずれましたが、今回の大東市立総合文化センター(サーティホール)前広場。これ後述の事業者提案制度の枠組みの中には入っていません。でも、「大東市公民連携に関する条例」を読んでいくと、リスト内に無い物件でも提案してよいとなっていて、だったらここいいじゃん!というのが経緯です。

何がいいか?

まずは日常的に人が来ます。というのはこのホール、イベント利用もそうなのですが、中に図書館と公民館があって、なんだかすごく賑わっています。でも、お店が全然ない。。元々は文化ホール内に喫茶室があったようなのですが、それが閉鎖されて数年経っていて。その間、募集はしているようなのですが、同時にコンセプトも迷走していて。。結果的にテナントが決まっていない状況です。

に対してこの広場。土じゃないことと、すでにベンチになりそうな植栽の囲いがあること、景色がゆったりしていて広いこと。もちろん人が日常的に来ること。ここに飲食店あれば絶対に売れるよ!

書いてみて分かったのですが、特に大したことしてないなって。。

でも、これに気付けるか?は割と重要だとも思っておりまして。一応プロなので。

まあ、そんなこんなで大東市でも有数のポテンシャルを感じた広場です。そんなにいろいろいじることなく、お店できるんじゃないかと思います。

もしお近くの方いたら、提案待ってます!

ステータス:募集終了
所在地:大阪府大東市新町13−30
交通:JR住道駅 500m
募集要項:【徹底解説】大東市 民間提案制度
問い合わせ先:大東市地方創生局

PROFILE

菊地 マリエ

公共R不動産/アフタヌーン・ソサイエティ。1984年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。日本政策投資銀行勤務、在勤中に東洋大学経済学部公民連携専攻修士課程修了。日本で最も美しい村連合特派員として日本一周後、2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。現在はフリーランスで多くの公民連携プロジェクトに携わる。共著書に『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』。

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