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「旧牛窓診療所」リノベーションプロジェクト

[開催レポート2] 旧牛窓診療所リノベーションプロジェクト・サウンディングツアー

オリーブ園から。海だけでなく緑もたくさん。穏やかな瀬戸内海を望む(提供:瀬戸内市)

岡山県瀬戸内市、「日本のエーゲ海」で知られる牛窓の海辺に佇む旧診療所。この診療所を再生するための「旧牛窓診療所リノベーションプロジェクト」では、29年8月末にサウンディング調査の一環として視察ツアー&トークイベントを行いました。今回の調査では、瀬戸内市✖公共R不動産で、地味に新しいかたちのサウンディングに挑戦しました。その結果はいかに…vol.2ではサウンディングにご関心をもっていただいた企業の皆様への現地説明を兼ねたツアーの模様をお伝えします。

(プロジェクト概要はこちらをご覧ください)

今回、旧牛窓診療所の活用可能性についてのサウンディング調査参加者募集の呼びかけに応じて応募・参加してくださった企業は全部で8社。東京拠点の会社が4つ、地元企業・団体が4つでした。最寄駅に当たる邑久駅に集合し、いざ現地へ。(最寄りといっても車で20分程度かかりますが…)

かるく自己紹介したあと、まずはみなさんで旧牛窓診療所内部を市役所の方のご案内で視察。

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ここから、分刻みで市内を歩きます!

まずは、元交番だった建物をリノベーションした海遊文化館へ。そこで館内でガイドを務める金谷さんに、牛窓の歴史についてレクチャーをしていただきました。

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そこからしおまち唐琴通り散策。元銀行だった洋館を展示場に使ったミュゼ、その向いの御茶屋跡、そして移住していらした木工作家兼雑貨屋さんの匙屋さんへ。

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ここからがスペシャル企画。クルーズ船(というか漁船!漁協の方にご協力いただきました)に乗って、前島、黒島など島々を巡りました。たくさんの島があって、これも合わせて使えたらいかにも楽しそうな…。

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ここからオリーブ園へ移動し、夕日を堪能。

オリーブといえば小豆島というイメージが強いと思いますが、牛窓オリーブ園は日本で初めてオリーブの栽培を始めたとも言われています。

途中には美味しいアイスクリーム屋さんも。

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夜は、地元の方々と旧牛窓診療所の食堂を会場に立食パーティーで交流会。とっても美味しい地元のお魚料理でおもてなしいただきました!

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2日目も海を見ながら地元のお母さんたちがつくってくださった朝食でスタート。何て気持ちがいいんでしょう〜。ここでオープンテラスのカフェがあれば最高だ…と妄想は膨らみます。

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最終回のvol.3ではトークイベントの模様をお伝えします。

 

プロジェクト概要はこちらをご覧ください

サウンディングの募集記事はこちらをご覧ください

[開催レポート1] 旧牛窓診療所リノベーションプロジェクト・サウンディングツアー

[開催レポート2] 旧牛窓診療所リノベーションプロジェクト・サウンディングツアー

[開催レポート3] 旧牛窓診療所リノベーションプロジェクト・サウンディングツアー

 

PROFILE

菊地 マリエ

公共R不動産/アフタヌーン・ソサイエティ。1984年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。日本政策投資銀行勤務、在勤中に東洋大学経済学部公民連携専攻修士課程修了。日本で最も美しい村連合特派員として日本一周後、2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。現在はフリーランスで多くの公民連携プロジェクトに携わる。共著書に『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』。

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