RePUBLIC CARAVAN
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RePUBLIC CARAVAN VOL.8〜街づくりは郊外空地の夢を見るか?〜

公共R不動産が、都内の公共空間をキャラバンするトークセッション “RePUBLIC CARAVAN”、第8回は「街づくりは郊外空地の夢を見るか?」です!

「郊外空地の開拓者、来たる!」 

最近、柏市の郊外住宅地を歩くと楽し気な光景を目にします。ある家の庭は巣箱を作る人々で賑わい、その横では畑仕事に精を出す人達が集っています。そばにある芝生の空き地では、子供たちがBBQで地元の食材を頬張っている…。今回の“RePUBLIC CARAVAN”では、この光景が生まれた秘密に迫ります!

第8回となる今回のゲストは「私有地を街に開く仕掛人」である、鈴木亮平さんをお迎えします!大学院の授業で提案した内容を、実際に「NPO法人urban design partners balloon」(以下、balloon)として立ち上げたという異色の経歴を持つ方です!

 

「活用しなきゃ、もったいない!」

高齢化や過疎化などによって、郊外住宅地では空地や空家が増えつつあります。柏市の「カシニワ制度」を活用して、その問題に取り組むんでいるのがballoonです。私有空地を公園として子供たちと整備してみたり、個人の庭に誰もが楽しめるプログラムを一時的に挿入する「ぷらっとガーデン」を開催したり、地域の農家さんと路地裏でのマルシェを運営するなど、様々な方法の活用をプロデュースしています。使えそうで使えなかった場所を、皆が楽しめて活用できる空間へと変貌させてきた仕掛け人の鈴木さん。自身の活動内容について紹介いただきながら、「プライベート空間が、本当のパブリックになりうる」ための仕組みや、それを達成するためのプロセスなどについてお話頂きます。

「自分たちの暮らす地域をよくしたい、楽しくしたい」と想う人のパートナーとしてあり続けてきた「balloon」が、どんなノウハウで問題を乗り越えてきたのか気になりますね!空地・空家の使い方やモビリティによる街づくりに興味がある方も、ぜひお越しくださいね。

※カシニワ制度とは…

http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/110600/p006771.html

 

ゲストプロフィール

鈴木 亮平(すずき りょうへい)
NPO法人 urban design partners balloon 理事長
株式会社MeHiCuLi 代表取締役
株式会社ろじまる 副代表
NPO法人香取市自助・互助ステーション 副理事長

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1986 年東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻・博士課程単位取得退学。大学院在学中に行った設計演習をきっかけにballoon を結成し、2012 年にNPO 法人urban design partners balloon として法人化。少子高齢化、人口減少が進む中で、社会の縮小を前提とした豊かなまちづくりを目指して、全国各地でまちづくりプロジェクトを展開中。

 

開催概要

・日時:2017年8月29日(火) 19:00〜21:00(開場18:30)
・会場:中央区立産業会館 会議室4 (東京都中央区東日本橋2-22-4)
・アクセス:都営浅草線東日本橋駅 浅草橋・押上方面より B3出口
人形町・日本橋方面より B4出口より徒歩4分
都営新宿線馬喰横山駅、JR総武快速線馬喰町駅、JR総武線浅草橋駅も利用可能。
詳細は以下のリンクよりご確認ください。
http://www.chuo-sangyo.jp/access/access.html

・参加費:前売1,500円(ワンソフトドリンク付) 当日2,000円
・主催:公共R不動産
・本件に関するお問合せ:公共R不動産事務局 (担当) 大崎、菊地
・お申込方法:peatixのページより、お申し込み・決済をお願いいたします。
・ご注意事項:
①本イベントは事前決済制となります。
②キャンセル等による返金は一切不可となりますので予めご了承ください。
③peatixの画面またはそのプリントアウト画像など、予約完了がわかるものをご用意ください。

PROFILE

飯石 藍

公共R不動産/株式会社nest/リージョンワークス合同会社。1982年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、アクセンチュア株式会社にて自治体向けのコンサルティング業務に従事。その後2013年に独立し、2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。全国各地で公民連携・リノベーションまちづくりのプロジェクトに携わりながら、南池袋公園・グリーン大通りのPPPエージェント会社の立ち上げにも参画。

連載

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公共R不動産の本のご紹介

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公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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