公共R不動産のプロジェクトスタディ

公共R不動産のプロジェクトスタディ

国内外で進んでいる公共空間活用の面白い事例を紹介。選定のポイントは”しくみとデザイン”。補助金に依存していない持続可能なしくみであること、また、これまで公共空間では見過ごされがちであったデザイン性に優れたものであるという点を重視して紹介しています。

規制緩和と利用者主体の運営体制。
スケーターやアウトドアのテーマ型広場「新とよパーク」

2020/7/8

2019年、愛知県豊田市の駅前に通称「新とよパーク」という広場が完成しました。新とよパークは主要駅の目の前にも関わらず、ボール遊びもストリートスポーツもOK、火の使用も音楽演奏も、出店や販売もOK!いったいどんな経緯で生まれ、日々どのような運用がされているのでしょうか?

公園/道路 広場 社会実験 プレイスメイキング 規制緩和
公共R不動産

愛知県豊田市で実践された「プレイスメイキング」
実例から読み解く10のフェーズ(後編)

2020/7/6

前編/後編にわけて、『プレイスメイキング: アクティビティ・ファーストの都市デザイン』の著者であり、有限会社ハードビートプラン・園田聡さんのインタビューをお届けしています。多様な活動の受け皿をつくり、人々の居場所を生み出す都市デザインの手法「プレイスメイキング」は、10のフェーズに分けて段階的に進行されます。Phase1〜5を紹介した前編に続き、後半ではPhase6〜10を見ていきましょう。

公園/道路 プレイスメイキング 社会実験 インタビュー
公共R不動産

人々の居場所をつくる都市デザイン手法「プレイスメイキング」
実例から読み解く10のフェーズ(前編)

2020/7/6

今回は、多様な活動の受け皿をつくり、人々の居場所を生み出す都市デザインの手法「プレイスメイキング」に迫ります。『プレイスメイキング: アクティビティ・ファーストの都市デザイン』の著者であり、有限会社ハードビートプランの園田聡さんへのインタビューをもとに、プレイスメイキングの概要や実践事例、”withコロナ”の時代における公共空間の価値についてお伝えします。

公園/道路 プレイスメイキング 都市デザイン 社会実験 インタビュー
公共R不動産

企業による公園活用の可能性。新サービスや商品開発の実験場に/参加企業を募集中!(後編)

2020/6/30

前編/後編でお届けしている、これからの公園活用について考えるシリーズ。後編では、企業に向けてINN THE PARKを実験モデルにした公園活用の提案会議を開催しました。企業と連携することでさらに公園活用の幅を広げていく、その手法のバリエーションやコンテンツのアイディアを持ち寄りディスカッションした様子をお届けします。

公園/道路 基本協定 クラウドファンディング 宿泊施設
中島彩

INN THE PARKから見る、公民連携と未来の公園像(前編)

2020/6/17

前編/後編に分けて、これからの公園活用について考えるシリーズをお届けします。前編では、静岡県沼津市の愛鷹運動公園と一体化した、泊まれる公園「INN THE PARK」を取材しました。

公園/道路 公園 リノベーション 基本協定 公園活用を考える 宿泊施設
中島彩

オープンスペースから生まれる新しいシーン
Do it Theaterの取り組みと未来の展望

2020/6/10

Do it Theaterは、2014年秋から屋上や野外を利用したシアター空間をつくり、新しい文化が生まれることを目的として活動を行っている集団です。今、新型コロナウイルスの感染拡大によって、ドライブインシアターが、安全に映画体験ができる方法として再注目されています。屋外で実施し不特定多数の他者との近距離接触をしないという特徴は、感染症対策が必須の今後のイベント運営にとってのヒントとなり得るかもしれません。

公園/道路 水辺 文化/スポーツ 文化 公共空間 エンターテイメント
西村祐子

開かれた公民館のような公共施設。
延岡市駅前複合施設「エンクロス」

2020/5/27

2018年4月にオープンした、宮崎県の延岡市駅前複合施設「エンクロス」。カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、CCC)が指定管理者となり施設をプロデュースし運営を手がけています。企画会社として培ってきたクリエイティブな発想力と草の根的に地域にコミットする運営ノウハウとは?CCCが新たに起こした公共施設のイノベーションを紐解いていきます。

文化/スポーツ カフェ 市民参加 コミュニティ 指定管理
中島彩

庁舎を地域のサードプレイスへ。
「開かれた県庁」が醸成する、佐賀県のクリエイティブマインド

2020/5/20

皆さんは「庁舎」という場所に、どんなイメージを抱くでしょうか。窓口で用事を済ませるだけ、特に親しみを感じる場所ではない、という人が大半かもしれません。ここ佐賀県庁は、そんな庁舎という空間の既成概念を覆す「開かれた県庁」です。今回はその空間やそこで行われる革新的なイベント、それらを支える独自の組織体制など、佐賀県庁が地域のサードプレイスとなった経緯についてご紹介します。

役所/庁舎 オフィス リノベーション 役所 行政
清水襟子

名古屋駅近くの廃校が、
次の100年をつくるインキュベーション施設「なごのキャンパス」へ

2020/4/15

東海地区のターミナル、名古屋駅から徒歩10分の「旧那古野小学校」がリノベーションされ、新たなインキュベーション施設が誕生しました。小学校という建物の記憶を残しながら、地域の未来へつなげていく公共施設の活用法とは。その誕生のプロセスと運営の仕組みをご紹介します。

学校/廃校 シェアオフィス インキュベーション施設 廃校
公共R不動産

オフィス改革から始まる行政改革 
西予市役所

2020/4/8

西予市役所の4階フロア。ここには、総務課、財政課、まちづくり推進課、総合政策課の四つの課があるが、課の境界はありません。さまざまな場所で対話が生まれ、そこには市民の姿もあります。堅苦しい役所のイメージを刷新するオフィス空間です。

役所/庁舎 オフィス リノベーション 役所 行政
加藤優一

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公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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