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「夕やけ小やけふれあいの里」リノベーションプロジェクト
2022.06 -
東京都八王子市の中でも里山の風景が残る恩方地区にある観光施設「夕やけ小やけふれあいの里」。竣工から25年以上が経過し、施設の老朽化による更新時期を迎えていることから、施設保全のための改修にとどまらず、機能の見直しや付加価値創出を含んだリノベーションの検討を開始しました。
プロジェクト概要
平成8年4月に農業知織の普及と地域振興を目的に「文化農園」としてオープンした「夕やけ小やけふれあいの里」。平成13年4月よりキャンプやBBQ 川遊び 工作・エ芸 動物とのふれあいなど、様々な体験ができる「観光レクリエーション施設」として目的や名称の変更を行い運営されてきました。高尾駅からバスで約30分、圏央道八王子西インターからは車で約15分と首都圏からのアクセスも良好ですが、施設や設備の老朽化に加え、近年の観光レクリエーションニーズの多様化に伴い、利用者数は減少傾向にあります。また、開設当初から比べると地域との連携も希薄になりつつあるなど、複合的な課題を抱えています。そこで、施設の修繕というハードの見直しだけでなく、地域連携を含めた観光交流拠点として、ソフトコンテンツの在り方まで含めて検討することになりました。基本方針の策定はプロジェクトの羅針盤となる大切なプロセス。公共R不動産では八王子市と協働し、施設や地域のポテンシャルの掘り起こし、事業手法やスキームの検討、活用における課題の整理など、行政と民間事業者、双方の視点から地域のより良い未来のために施設がどうあるべきかの検討を進めています。
プロジェクト概要の紹介記事
https://www.realpublicestate.jp/post/hachiojishi/
コアメンバー
※ プロジェクト実施当時のメンバーです
時系列でみるプロジェクト
2022.06