民間みなさんのニーズを自治体に届けます!
『公共不動産データベース(公共DB)』は、自治体が登録した公共不動産を、民間事業者が検索・問い合わせできるプラットフォームです。これまで、民間は登録物件から探して問い合わせるという、“自治体発信型”の仕組みでした。
一方で、私たちのもとにはこんな声も届いています。
「こんな条件の物件を探しているのですが、どこかにありませんか?」
もし、民間から自治体へ希望条件を届ける仕組みがあったらどうでしょう。
自治体にとっても、「そんなニーズがあるのか!」と新たな気づきにつながります。
そこで今回、民間の「こんな活用ができる」「こんな物件を探している」といった希望を全国の自治体に届ける試みを実施します。
『公共DBリクエスト』とは?
民間から活用希望条件を登録し、それを見た自治体が「この条件に合う物件がある」と手を挙げる。これまでとは逆方向のアプローチを可能にする仕組みです。
実は2022年にも同様のトライアルを実施し、多くの希望条件(リクエスト)が寄せられ、実際にマッチングの動きも生まれました。現在、民間会員は4,500者を超え、公共不動産活用への関心はますます高まっています。
この機会に、この仕組みを試してみませんか?

『公共DBリクエスト』の流れ

① 民間会員の方へ
「リクエストシート登録フォーム」に沿って、以下の内容を入力してください。
・どんな活用をしたいか
・どんな条件の公共不動産を探しているか など
公共DBでは、入力内容を匿名で整理し、自治体会員に提示します。
自治体から「ぜひ話を聞きたい」というアプローチがあった場合、公共DBからあなたへ「アプローチメール」をお送りします。
その自治体に連絡(ファーストコンタクト)を入れると、やりとりがスタートします。
ポイント:
「事業への想い」「地域への貢献」なども自由に記入してください。
熱意の伝わる内容は、自治体からの反応を引き寄せやすくなります。
▶︎リクエストシートへの登録はこちらから!
登録締め切り:12月5日(金)

② 自治体会員の方へ
公共DBから届く「リクエストリスト」には、民間事業者が登録した匿名の希望条件が掲載されています。気になる案件があれば、公共DBにアプローチ希望を送付してください。その後、公共DBから該当する民間会員にメールを送付し、民間側からの「ファーストコンタクト」をお待ちいただきます。
※ 個人情報保護のため、民間会員の氏名・連絡先は公開されません。

登録は12/5(金)まで!
公共不動産の活用に関心のある方は、ぜひこの機会にご参加ください。
そしてまだ公共DB会員でない方は、ぜひ会員登録を。
・民間企業の皆様へ https://db.realpublicestate.jp/service
・自治体の皆様へ https://db.realpublicestate.jp/government
こちらの記事もぜひご一読ください
>>はじめて公共不動産の活用を検討される方へ
公共DBリクエストの目指す未来
これまでの「自治体から民間へ」だけでなく、「民間から自治体へ」もアプローチできる仕組みをつくりたい。登録された物件だけでなく、登録された「使いたいニーズ”」から探せる世界へ。
民間と自治体の間で、より自由に・積極的に対話できる。
そんな未来を目指して、『公共DBリクエスト』を実施します。
付記:自治体のみなさまへ
今回の企画では、「活用ニーズを持った民間」のリストをご覧いただけます。
大手企業ばかりではありませんが、そこに並ぶのは本気で地域や公共不動産を生かしたいと考えている方々です。
「リストだけではよく分からない」と思われるかもしれません。
しかしそれは、民間が自治体のサイトを見ても“実際にどう活用できるか分からない”のと同じ。おたがいさまです。
公共不動産の利活用は、民間と自治体の共創によって成り立ちます。
単なる賃貸・売却の相手ではなく、地域のパートナーとしてぜひ積極的にアプローチし、対話を進めていただければと思います。
必要があれば、公共R不動産チームもサポートします。一緒に、公共不動産がより有意義に使われる未来をつくっていきましょう。



