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公共R不動産がピックアップする物件 ”豊島邸"利活用プロジェクト

小田原・豊島邸で活用アイデア募集開始!
豊島邸(一月庵)

自然豊かな小田原の地形

庭園と調和した歴史的建造物

豊島邸は、昭和16年の建築で、書院風と数寄屋風の意匠を組み合わせた特色ある歴史的建造物と、自然豊かな庭園が魅力の物件です。平成27年3月に小田原市へ寄贈されたことから、今後の有効活用に向け、平成28年3月に、国土交通省所管の「集約促進景観・歴史的風致形成推進事業制度要綱」に定める景観・歴史資源となる建造物に指定されています
※豊島邸の概要についてはこちらを参照ください。

閑静な住宅街でありながら近隣商業地域という可能性

瓦葺屋根付き門に黒板塀、大きな木々に囲まれ、その全貌は外から窺い知ることはできません。閑静な住宅街の中にあってもひときわ目を惹く一画なのに対し、小田原駅から徒歩10分程度、近隣商業地域という利便性と活用可能性の高さは、豊島邸のこれからのストーリーに期待をせずにはいられない優位性の高い条件だと思います。
※小田原の魅力についてはコラムを参照ください。

事業の実現性と継続性を目指して

今回、活用アイデアを募集する目的は、民間事業者の柔軟な活用アイデアとそれに応じた希望条件を具体的にご提案いただくことで、事業実施に必要な要件を把握し、今後行われる利活用事業者の募集要項や施設貸出前に実施予定の建物整備等に可能な範囲で反映していくためです。
公共不動産の利活用におけるハードルのひとつは、民間事業者と行政の活用条件や目的の相違。民間事業者はビジネスやオリジナリティを優先・希望し、自治体は保全や維持を優先する傾向にあります。しかし、小田原市や住民の未来につながる、本当の意味での「豊島邸の利活用とは何か」を考えることで、優先すべき条件や護るべき価値が見えてくると思います。そこで、事業者公募の前に、活用を検討する民間事業者の方々からのご希望やご提案を募集し、可能な限り今後の事業に反映させていくことが狙いです

活用アイデア募集への参加方法

対象物件の活用について、事業概要やそれに応じた希望条件をご提案下さい。小田原市の下記HPをご覧いただき、募集要項を参照ください。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/topix/p25764.html
「6.ご提案いただきたいこと」を確認いただきながら、ご自身の活用アイデアを取りまとめてください。同時に、「5.市が想定する条件(案)」に対し、事業として実施可能な条件や要望があれば、併せてご提案ください。
※原則、ご自身が事業者としてエントリーする前提でご提出ください。
※提出後に個別ヒアリング等を実施させていただく場合があります。

募集期間

平成30年10月5日(金)~平成30年10月26日(金)
※現地案内会:平成30年10月6日(募集締切済)
詳細はこちらを参照ください。

質問受付期間

平成30年10月5日(金)~平成30年10月12日(金)
〇質問回答日:平成30年10月18日(木)頃

今後の予定

・事業者募集:平成30年12月上旬~平成31年1月上旬
・審査会:平成31年2月上旬

ステータス:募集終了
所在地:神奈川県小田原市栄町4-9-44
交通:JR、小田急電鉄、箱根登山鉄道・伊豆箱根鉄道 小田原駅より徒歩10分程度
期間:2018.10.5〜10.26(現地案内会:2018.10.6)

PROFILE

梶田 裕美子

公共R不動産/紡(西小山編集室)。1973年生まれ。中央工学校女子建築設計科卒業後、デザイン・プロデュース会社にて商業施設の企画・設計、デベロッパーにて事業企画・商品企画・営業・広報等を経て2009年に独立。㈱全国商店街支援センターでは専門家として支援メニューの開発にも携わり、2017年より公共R不動産に参加。民間・公共問わず、場(不動産)を通してまちと暮らしの質を高める事業に関わる。 ※二級建築士・宅地建物取引士

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