公共R不動産のプロジェクトスタディ

公共R不動産のプロジェクトスタディ

国内外で進んでいる公共空間活用の面白い事例を紹介。選定のポイントは”しくみとデザイン”。補助金に依存していない持続可能なしくみであること、また、これまで公共空間では見過ごされがちであったデザイン性に優れたものであるという点を重視して紹介しています。

アーティスト集団Cascolandから学ぶ、
ボトムアップ型プロジェクトのアイディア

2020/4/1

オランダを拠点に世界で活動するアーティストネットワークCascoland(カスコランド)。ボトムアップのまちづくりの仕掛け人として、地域住民による持続可能な取り組みを行なっています。このたび、Cascolandの共同代表であるFiona de Bellさん(フィオナさん)とRoel Schoenmakersさん(ルウルさん)の来日をきっかけに、2020年1月10日にトークイベントが開催されました。その様子をレポートします。

その他 ボトムアップ アムステルダム イベントレポート
公共R不動産

市民の自由を守る都市の余白 
テンペルホーフ空港

2020/2/19

380ha の巨大な空き地を市民の共有の庭へ ベルリン中心部からほど近い場所に広がる、茫漠とした風景。公園としてつくられたにしては、あまりにも広すぎる。それもそのはず、ここは第二次世界大戦中に軍事飛行場として使われていた...

公園/道路 コミュニティ ベルリン ガーデン 空き地 空港
加藤優一

トンネルが天然の貯蔵庫に 
浜松ワインセラー

2020/2/5

浜松にトンネルを活用したワインセラーがあります。うっそうと茂る緑をかき分けると現れるトンネル。ここがワイナリーの入り口です。

その他 鉄道 トンネル ワイン
公共R不動産

廃校を地域のクリエイティブ拠点へ。
良品計画の「土着化」への試み

2020/1/28

良品計画の新たな事業として、千葉県大多喜町、鴨川市、南房総市などを舞台に、地域密着型のチャレンジが行われています。そのひとつの拠点である、大多喜町の旧老川小学校にうかがいました。

学校/廃校 小学校 コワーキングスペース 廃校 オフィス 無印良品 良品計画
公共R不動産

民間事業者・自治体・制度発案者が考える
トライアル・サウンディングの可能性

2020/1/21

日本初、トライアル・サウンディングの制度を活用し、茨城県常総市「あすなろの里」を舞台に実施されたキャンプイベント「森の生活」。その取り組みを皮切りに、日本中で2019年の1年間だけでも4件のトライアル・サウンディングがスタート。その注目度の高まりを受け、セミナー「第168回日本PFI・PPP協会セミナー「トライアル・サウンディングの可能性/実務編」が開催されました。今回は、そのトークセッションの様子をお届けします。

その他 制度 トライアル・サウンディング イベント サウンディング
公共R不動産

〈後編〉「対話」の積み重ねが実現させた、日本初のトライアル・サウンディングの裏側に迫る!

2020/1/15

日本で初めての試みとなったトライアルサウンディング。前編のYOURS BOOK STORE 染谷拓郎さん、Wonder Wanderers 須藤玲央奈さんからのお話に続き、制度実現に至ったその裏側に迫るべく、茨城県常総市長の神達岳志さん、総務部資産管理課の堀井喜良さん、産業振興部農政課の平塚雅人さんにお話を伺ってきました。

公園/道路 宿泊施設 公園 制度 トライアル・サウンディング キャンプ
菊地純平

〈前編〉日本初のトライアル・サウンディング!公民連携による1泊2日のキャンプイベント「森の生活」

2020/1/15

書籍『公共R不動産のプロジェクトスタディ』のなかで、こんな制度があったら公共空間の活用がもっと進むのに!と妄想を膨らませていた「トライアル・サウンディング」。茨城県常総市が日本で初めてこの制度を導入し、実現したイベントの様子をお届けします!

公園/道路 キャンプ 宿泊施設 制度 トライアル・サウンディング
菊地純平

「公共」の視点でひもとく。
薬草園跡地から生まれた『mitosaya薬草園蒸留所』の可能性

2019/12/25

果樹や植物を原料とする、香り豊かな蒸留酒を作る『mitosaya薬草園蒸留所』。千葉県大多喜町が所有していた薬草園跡地をリノベーションし、2018年に完成しました。30年以上かけて育った数百種類もの薬用植物など、既存の資源を最大限活用し、トライアンドエラーを繰り返しながら新しい価値を生み出しています。今回は、代表の江口宏志さんに公共空間活用の経緯などについてお話を伺いました。

その他 リノベーション 蒸留所 植物園
公共R不動産

プロセスからまちを変えた公園 
スーパーキーレン

2019/12/11

オープンカフェ大国といわれるデンマーク・コペンハーゲン。大小さまざまなパブリックスペースがまちなかに点在し、道路や公園など屋外の公共空間を楽しく使いこなす住民の姿が印象的ですが、一部には犯罪の絶えない地区も。そんなまちの風景を変えたのは、ユニークな公園でした。

公園/道路 ボトムアップ コペンハーゲン 市民参加
飯石藍

保育園が経済循環の起点となるパン屋に
タルマーリー

2019/12/3

鳥取県の山奥のちいさなまちに、保育園を改修してできたパン屋さん。改修プロセス、パン製造やビールの醸造を通じて、本気で地域経済の循環を実現しています。

その他 保育園 パン 地域循環
菊地マリエ

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公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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