【募集期間延長!(~10/18)】未来のパブリックを示すプロジェクトを発掘・応援するアワード「NEXT PUBLIC AWARD」エントリー受付中!

日本の公共空間活用における新たな可能性を発見するアワード「NEXT PUBLIC AWARD」はじめます!

募集期間を延長しました(〜10/18(水)

8月末日からエントリー募集を行っていた「NEXT PUBLIC AWARD」。多数の応募をいただきましてありがとうございます!10/8(日)にエントリーの締め切りを行いましたが、募集期間を延長することといたしました。締め切りは10/18(水)となります。ぜひこの機会にエントリーください!お待ちしております。

NEXT PUBLIC AWARD開催にむけて

公共R不動産は、「公共空間をオープンに。パブリックをアップデートするメディア」をコンセプトに掲げ、2015年にスタートしました。遊休化した国内外の公共空間活用にまつわる事例紹介や専門家インタビュー等の情報発信、さらに自治体や企業との公共空間プロジェクトを推進したり、法制度や仕組みのリサーチ等も進めたりしながら、日本の公共空間をアップデートするべく活動しています。

公共R不動産を立ち上げてから、公共空間がこれまでにないアイデア・発想で活用されている素晴らしい取り組みに数多く出会ってきました。空間の種類によって、そのアプローチは様々です。また、エリアによっても抱える課題は多様であり、活用への道筋も一つではありません。

しかし、キラリと光る取り組みには、「新しい公共」へのチャレンジが必ずあると感じています。例えば、「つくる」ことが前提となっていたプロセスに「つかう」視点が盛り込まれていたり、施設単体のみならず周辺エリアの価値を上げていくことも見据えたものだったり、高齢化・孤独化・つながりの希薄さ等現代社会で起きている課題を解きほぐす機能が編み込まれていたり、これまでの公共空間整備・活用のプロセスをある意味ひっくり返すようなもの、行政が担っていた役割を民間が主導しているものも増えてきています。

複雑化・多様化する社会の中、私たちは公共空間のあり方、さらには「公共」の概念そのものも問い直す時期に来ているように感じます。そのヒントを、みなさんの各地での取り組みから探して一緒に考えていきたい。そんな思いでNEXT PUBLIC AWARDを開催することになりました。

アワード部門は6つ。民地の公共的な活用についても募集します

NEXT PUBLIC AWARDでは、以下の部門に分けて募集いたします。

後述の審査視点に基づき審査したのち、各部門の優秀賞*に対する横断的評価の上、最優秀者をグランプリとして選出します。また、各審査員による特別賞も選出します。

※応募状況によって、該当なしの部門がでる可能性もあります。

A:学校・廃校部門(学校・廃校)
B:公園・道路部門(公園全般・道路、街路等)
C:水辺部門(水辺空間・河川敷等)
D:文化・スポーツ部門(文化施設・社会教育施設・スポーツ施設等)
E:役所・庁舎部門(役所・庁舎、及びそれに準じる施設)
F:その他(上記に該当しない公共空間・民間敷地の公共的な活用)
※複数の公共空間を活用している場合は、メインとなっている空間の部門にエントリーいただきます。

多彩な審査の顔ぶれ!

●審査委員長

馬場正尊(ばば・まさたか)
オープン・エー代表取締役/建築家 /東北芸術工科大学教授

1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂、早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2003年OpenAを設立。建築設計、都市計画、執筆などを行い、同時期に「東京R不動産」を始める。2008年より東北芸術工科大学准教授、2016年より同大学教授。2015年より公共空間のマッチング事業『公共R不動産』立ち上げ。2017年より沼津市都市公園内の宿泊施設『INN THE PARK』を運営。

近作は「Under Construction」(2016)「旧那古野小学校施設活用事業」(2019)など。近著に『民間主導・行政支援の公民連携の教科書』(学芸出版,2019,共著)、『テンポラリーアーキテクチャー:仮設建築と社会実験』(学芸出版,2020,共著)など。

●審査委員

泉英明(都市プランナー、有限会社ハートビートプラン代表)

大阪なんば、西梅田、豊田、岡崎、姫路のまちなか再生や公共空間のプレイスメイキング、水辺空間のリノベーション「北浜テラス」「水都大阪」事業推進、「長門湯本温泉」の温泉地再生などに関わる。 「つかう」目線からのプランニングの民主化を目指す。 著書に『都市を変える水辺アクション』(共編著、学芸出版社)、『民間主導・行政支援の公民連携の教科書』((共著、日経BP社)。

服部 浩之(キュレーター)

早稲田大学大学院修了後、秋吉台国際芸術村や国際芸術センター青森で約10年間アーティスト・イン・レジデンスに従事する。公共性・コモンズ・横断性などをキーワードにアジアの同時代の表現活動を研究し、様々な表現者との協働を軸にしたプロジェクトを展開。近年の企画に、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」(2019年)、「200年をたがやす」(2021年、秋田市文化創造館)。

柳澤大輔(面白法人カヤック 代表取締役CEO)

1998年、面白法人カヤック設立。鎌倉に本社を置き、ゲームアプリや広告制作、地域通貨、地方創生関連などのコンテンツを数多く発信。サイコロを振って給与を決める「サイコロ給」や「いちゲー採用」など、ユニークな福利厚生・採用も話題に。著書に「鎌倉資本主義」(プレジデント社)、「リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来」(KADOKAWA)ほか。金沢大学 非常勤講師、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別招聘教授、淑徳大学 地域創生学部 客員教授。「デジタル田園都市国家構想実現会議」構成員。

山口照美(大阪市港区長)

1973年兵庫県生まれ。塾の管理職を経て広報代行会社で起業した後、公募で平成25年に民間人校長として大阪市の小学校校長を3年務めた後、教育委員会を経て平成29年より公募で生野区長となり、5年間の任期を務める。令和4年より現職。少子高齢化の課題最先端エリアにおけるまちづくりや教育格差の克服をテーマに取り組む。大阪・関西万博に向けた「未来と世界にひらくまち・港区」のイメージアップに邁進中。

審査プロセス
審査:書類審査(1次審査)+ プレゼン審査(2次審査)
第1次審査として、審査員による書類審査を行い、各部門での上位2ケース程度が第2次審査に進みます。
第2次審査に進んだ方は当日に、審査員及び一般参加者の前で5分程度のプレゼンテーションを実施いただきます。審査を経て、最優秀賞、審査員特別賞を決定します。
(どうしても当日会場に来られない方は、オンラインでのプレゼンテーションも可とします)

提出書類
・既定のフォームにて、必要事項を記入して応募ください。
・その他、参考資料として動画やリーフレット等を提示いただいても構いません。

質問受付
・本アワードに関するご質問は、9月8日(金)までにメールにてお受けします。
 いただいたご質問について、9月中旬を目処に整理・確認の上、回答表にて回答します。
・回答表は公共R不動産のHPにて公開します。

・回答表:以下よりアクセスください
回答表

スケジュール
・8月24日(木) 募集開始
・9月8日(金) 質問締切
・9月中旬 質問に対する回答表公開
・10月18日(水) 募集締切
・10月下旬 1次審査(非公開)
・11月上旬 1次審査結果連絡
・12月11日(月) 2次審査/公開プレゼン・審査結果発表@都内

登録及び提出について
●登録料
10,000円 / 件(税込)

●応募登録(2023年10月18日(水))
期日までに下記URLにアクセスし、必要事項を記入の上、登録料をお支払いください。
https://nextpublicaward2023-1.peatix.com/

●応募フォーム(期日:2023年10月18日(水))
期日までに下記URLにアクセスし、必要事項を記入ください。
応募フォームはこちら

詳細は、募集要項をご確認ください。
募集要項

お問い合わせ
お問い合わせはメールにてお願いいたします。
件名に【アワード】とつけてお送りください。

NEXT PUBLIC AWARD 運営事務局(公共R不動産内)
award@realpublicestate.jp

みなさまのご応募、お待ちしています!

PROFILE

飯石 藍

公共R不動産/株式会社nest/リージョンワークス合同会社。1982年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、アクセンチュア株式会社にて自治体向けのコンサルティング業務に従事。その後2013年に独立し、2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。全国各地で公民連携・リノベーションまちづくりのプロジェクトに携わりながら、南池袋公園・グリーン大通りのPPPエージェント会社の立ち上げにも参画。

連載

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公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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