公共空間のトリセツ
公共空間のトリセツ

「公共空間のトリセツ」連載スタートします

公共空間活用のノウハウを先進事例をもとに紹介!

ひとことで公共空間と言っても、その成り立ちやプロセス、運営体制など舞台裏は様々。
そして公共空間を使おうとすると、手続きの複雑さやプロセスの不明瞭さなど
様々な壁に直面します。
その壁を、一つづつ紐解いていこうと考え、公共R不動産的な“取扱説明書(トリセツ)”をつくってみよう!
と新しいコラムを立ち上げました。

扱う空間は9つ。第一弾の“公園のトリセツ”では、公園にカフェをつくるためのキーワードを、3つの事例(上野公園、南池袋公園、弘前市吉野町緑地)の活用スキームとともに紹介していきます。

1「公園のトリセツ」
1-1基本計画での位置づけ(上野恩賜公園)
1-2社会実験(吉野町緑地公園)
1-3地域のためになる事業者の公募(南池袋公園)
2「広場のトリセツ」
2-1空き地に一時的に店を出すには(COMMUNE246)
3「学校のトリセツ」
4「道路のトリセツ」
5「水辺のトリセツ」
6「倉庫のトリセツ」
7「庁舎のトリセツ」
8「団地のトリセツ」
9「公開空地のトリセツ」

 

ありそうでない、やれそうでやれない。
そんな公共空間の活用がたくさんある。

例えば公園に小さなカフェがあって子どもを見守りながらお茶ができたり。
河川敷にシャワーブースやドリンクスタンドがあって走った後にちょっと休めたり。

ちょっとした法律がボトルネックになっていたり、
行政上の手続きや公募のプロセスが複雑で実現できなかったり。

市民や企業のだれもが、そして行政の当事者でさえ
「本当は、つくれればいいのに」
と思っているのに、なぜか実現できない。
みなさん、こんな状況に出くわしたことはありませんか?

公共空間の活用スキームは空間の用途ごとに、いくつかパターンに分けられるもの。難しいと思われがちですが、ポイントをおさえれば、あなたのまちでもできるはず!

このコラムでは、公共R不動産メンバーの松田と加藤が、公共空間のトリセツを学んでいく様子をお伝えすることで、そのノウハウを紹介していきます。

登場人物紹介2

 

 

PROFILE

松田 東子

株式会社スピーク/公共R不動産。1986年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、大成建設にてPFI関連業務に従事。2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。スピークでは「トライアルステイ」による移住促進プロジェクトに携わる。2017年から2020年までロンドン在住。2021年University College London MSc Urban Studies 修了。

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