公共R不動産がピックアップする物件
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蔦生い茂る職業訓練校
旧職業訓練共同施設

蔦の緑に青い屋根が映える建物外観

港町の職業訓練校

青森市港町。何やら旅情を誘う地名の町に、蔦に覆われた元職業訓練校をみつけました。昔から覆われていたのか、使われなくなって覆われたのかは不明ですが、とにかく猛烈に繁っています。その勢いたるや、室内にも侵入しているほど。この蔦、ここまで育てるには相当な時間を要するはず。職業訓練校、と聞くと、木造でもない限り無機質な空間を想像してしまいますが、この有機的な雰囲気!壁面緑化済みの、エコな建物と捉えていただけば、何やら魅力的に思えてきませんか?

蔦の中には…

建物は教室がある校舎棟と、講堂のある体育館棟とが、渡り廊下で繋がっています。校舎棟は二階建てで、教室が4部屋。講堂の二階部分は吹き抜けになっており、開放感たっぷりです。
海までも徒歩圏(といっても海水浴場などではなく、港ですが)でアクセスも悪くない。
青森で、大きめの味のある物件を探していた!という方、検討されてみてはいかがですか?

ステータス:募集終了
所在地:青森市港町
交通:青森駅から車で8分
面積:敷地面積:2,446.27㎡  延床面積:1,059.55㎡
期間:募集終了

PROFILE

松田 東子

株式会社スピーク/公共R不動産。1986年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、大成建設にてPFI関連業務に従事。2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。スピークでは「トライアルステイ」による移住促進プロジェクトに携わる。2017年から2020年までロンドン在住。2021年University College London MSc Urban Studies 修了。

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公共R不動産の本のご紹介

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公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
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