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なりたいイメージを写真でつくる

こんにちは。公共R不動産の写真担当(謎)、堀越です。
少し前になりますが「インスタ映え」たる言葉が流行りましたね。

今は誰もが発信者となり、誰かの発信をみんなが情報として受け取り、行動する時代。少し前までの雑誌やテレビが流行をつくっていた時代とはちょっと変わってきているのかもしれません。だから、「インスタ映え」という言葉も、写真が人の行動を動かす時代をあらわした興味深い現象だと感じていました。

私は以前、長崎県東彼杵町にある小さな無人駅「千綿駅」を活用してUMIHICOという場をつくっていました。そこは、町民からも商売なんてできるわけないとあきらめられていた場所。でも、日本で一番海に近い駅だったり、最高の夕陽をホームから眺めることができたり、よそ者の私には最高の場所でした。

だから、私はその場を活用するにあたり、Facebookを中心にした写真による情報発信を活発に行うことにしました。その写真は常に、「こうなったらいいな」と「こんなに素敵な時間が過ごせますよ」というメッセージを込めてシャッターを切った写真。写真は不思議なもので、“エイッ”と、念じて撮った写真は、やっぱり力を持っているような気がします(胡散臭いですが本当に)。

いつの間にか、閑散としていた無人駅は、休日には多くの人が集う場所になりました。それは、一枚の写真がきっかけで多くの人の共感を呼び、つながっていってくれたおかげだと思います。
その写真を見て、「おもしろそう!行ってみたい!」と、思わせるような行動を促す写真。そういう写真が持つ力は、今の時代本当に大きいです。だから、みんなが本当に写真を撮りたいと思うような場をつくったり、意図的にそういう場を社会実験などでつくって発信することは、『こうなったら良いな』を現実にし、そのイメージを現実が追い越すかもしれない大変な力を持っていると思っています。

『一枚の写真がまちのイメージをつくる』そんな力を、みんなが実現できる時代だからこそ、一枚の“写真”を大切に写してみませんか?

堀越