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公共R不動産 ✕ 大東市
「民間提案制度」活用促進プロジェクト

広場のような道路のような
住道駅前ロータリー

今回紹介するのは、大阪の住道駅のメインの出口前のちょっと不思議な広場。1日約30,000人の人が乗車する駅。ポテンシャルがあるのは間違いないこの広場の活用方法を募集しています!

駅前ロータリー全景。車でここまで乗り入れ可能。

大阪の住道駅です。

JR西日本調べで乗車人員ランキング26位。1日約30,000人の人が乗車する駅のメインの出口の前の変なスペースです。語弊がありました。。

住道駅の連続立体交差事業に伴い改札が2階部分になることからロータリーを整備したのですが、結局ロータリーにならず、道路にもなっていない(分類としては道路です。でも普段は車は通れません。)スペースがあります。多分1ha(10,000平米)ぐらい。

さらに言うと…メインの出口にもかかわらず駅至近のビルは人通りも少なく閑散としています。さらにさらに目抜き通りの商店街も店舗がまばら。(これはいろいろ事情があるそうなので、地元の人に尋ねてみてください。)なのに、乗降客はたくさんいる…

お金の匂いしかしません。笑

この広場?の活用アイディア募集しています。

(現在、市は住道のコンテンツ(川・自然・音楽・食を民間の力で際立たせる住道エリアプロデュース戦略を進めているそう。毎月最終水曜日に開催している社会実験「大東市ズンチャッチャ夜市」のナイトマーケットでは3,000人/日の集客があるとのこと。)

今の景色は良くも悪くもかなりシュールです。

賑わいは特にないけど、人が多くて。。なぜか整備された広場があるけど、コンテンツがない…なんか不自然な場所です。それをにぎわう場所にするプロジェクトです。普通は人を呼ぶのが難しいと思うのですが、すでに人はいます。うーん…説明しづらい。。

断言できるのはポテンシャルはあるよね、ってことです。

興味持ってもらえたら一度平日の朝か夕方に現地行ってみてください。なんか僕が言っていることは理解してもらえると思います。

そして何かアイディア浮かんだら…お待ちしております!!

PROFILE

菊地 マリエ

公共R不動産/アフタヌーン・ソサイエティ。1984年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。日本政策投資銀行勤務、在勤中に東洋大学経済学部公民連携専攻修士課程修了。日本で最も美しい村連合特派員として日本一周後、2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。現在はフリーランスで多くの公民連携プロジェクトに携わる。共著書に『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』。

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