プロジェクト
× 大津市
公共R不動産 ✕ 大津市
Otsu Lakeside Renovation Project

大津琵琶湖畔エリアでサウンディング開始!
大津駅前公園ほか

大津市最高の地域資源はやっぱりこの琵琶湖畔

滋賀県大津市最高の地域資源である琵琶湖。
その湖岸をもっと使って、街のポテンシャルを発揮していくプロジェクトシリーズが『Otsu Lakeside Renovation Project』です。今年度は、大津の中心的存在である湖岸の公園と駅前公園&大通りの2つのプロジェクトが動き出します。

その第一歩となる「サウンディング調査」がいよいよ始まりました。
8/20までの約1ヶ月間、2プロジェクトにつきどのような事業が可能か、意見を求めます。
※サウンディングとは公募前の段階で行政と民間事業者が公募要件につきお互いのニーズ・実施可能条件について擦り合せるプロセスのこと。

 

抜群のアクセスとポテンシャル

近年の京都・大阪へのインバウンド観光客の急増にあわせ、そのアクセスの良さから大津市にも宿泊者が増加。しかし、その宿泊客の目的はほとんど京都・大阪。

大津に宿泊する観光客も増加し、駅前エリアの人口も増加傾向。だったら、便利な場所というだけではなく、もっと“居心地のよいまち”、“訪れたくなるまち”にしてしまおう!と、今回のプロジェクトで白羽の矢が立ったのが、疑いの余地もない大津最高の地域資源である琵琶湖畔エリア。

日本中でも、ここまでに市街地に近く、さらに道路に遮られていない湖畔なんて、実は探してもそうそうありません。このポテンシャルを存分に活かすにはどうしたらよいか。公共R不動産では、そのビジョンを一緒に描けるような事業者を選定するお手伝いをしていきます!

 

3つのエリアを2つのプロジェクトに

今年度始動するのは大津駅前公園、中央大通り、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場の3エリア、2プロジェクト。これらのエリアをつなぎ、JR大津駅前から琵琶湖につながる動線を作り出すのが狙いです。詳細はこちら

PROJECT1:LAKE SHORE PARK(なぎさ公園おまつり広場)

琵琶湖との間を遮るものは何もない最高のロケーション。琵琶湖岸を使えるまたとないチャンスです。

PROJECT2:GATE PARK & CENTRAL AVENUE(大津駅前公園及び中央大通り)

駅前公園と琵琶湖へと続く道路を一体的に使い、駅前の雰囲気をガラリと変え、琵琶湖までの動線を作り出そうというプロジェクト。

 

サウンディングスケジュール

大津の顔ともなり得る今回のプロジェクト対象エリア。たくさんのアイデアをお待ちしております!サウンディングは以下のスケジュールで実施しますので、是非ご参加ください。

大津市『民間活力導入に関するマーケットサウンディング調査』に関する詳細はこちら

・サウンディング調査(申請書提出期間)
:平成30年7月23日(月)〜8月20日(月)
・サウンディング調査(質問の受付締め切り)
:平成30年8月10日(金)
・サウンディング調査(サウンディングの参加申込書及び提案書提出締め切り)
:平成30年8月20日(月)
・サウンディング調査(サウンディング(対話)の実施)
:平成30年8月29(水)、8月30日(木)
・公募:平成30年11月〜12月
・民間事業者の選定:平成31年1月中

 

キックオフイベントも開催

まずは、このエリアをどんな風にリノベーションしていったらいいか?みなさんと考えるため、キックオフイベントを開催します。

開催は8月4日(土)。ゲストには公共R不動産ディレクターとして全国津々浦々、公共空間リノベーションを推進する馬場正尊と、先進的な水辺活用の立役者、水都大阪、北浜テラス、中之島漁港と楽しい水辺の企画には枚挙にいとまのない(有)ハートビートプランの泉英明さんにお越しいただきます。トークイベントではありますが、拡大アイデア会議とでも言いましょうか、さまざまな事例やヒントを提供していただきながら、大津市についても会場のみなさまと一緒に未来に想いを馳せるような会にしたいと考えています。

会場は、なんとビアンカ船上〜〜〜!!

また、事業者の方向けには、前日8月3日(金)に対象敷地の現地説明会も企画しておりますので、大津を一緒に盛り上げてくださるみなさま、ぜひお越しください!

トークイベントの詳細はこちら

 

 

PROFILE

菊地 マリエ

公共R不動産/アフタヌーン・ソサイエティ。1984年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。日本政策投資銀行勤務、在勤中に東洋大学経済学部公民連携専攻修士課程修了。日本で最も美しい村連合特派員として日本一周後、2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。現在はフリーランスで多くの公民連携プロジェクトに携わる。共著書に『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』。

連載

すべての連載へ

公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

もっと詳しく 

すべての本へ