夏だ!プールだ!再整備だ!
本牧市民プール/横浜プールセンター

スライダーが人気の本牧市民プール

横浜市で二つの大型屋外プールの再生アイディアを募集中です。

再整備検討までの道のり

横浜市では、2011年から、プール等の施設の見直しについての方針を検討。施設の選択と集中を進めてきました。その中で、今回サウンディングの対象となる二つプールは、配置、利用者数、設置の経緯などを鑑み、存続が決まったもの。
しかし、老朽化が激しく、施設の更新は必須(本牧市民プールは漏水のためこの夏は休園)。利用促進、コスト削減など、課題も山積……
そこで、民間の皆さまのお知恵を拝借!
対象となるのは以下の二つのプールです。

スライダーが人気。本牧市民プール

長さ、高さの異なる直線型のスライダーが子どもたちに大人気。幼児用プールや水深20cmからと浅く、すべり台や犬型の浮輪も完備。ペンギン噴水や滝などのアトラクションもあるため、親子連れに喜ばれていましたが今年は休園。

巨大な流れるプールが中心に。横浜プールセンター

横浜市民から“マンモスプール”と呼ばれ、親しまれている大型レジャープール。2重構造型のメインプールの外側は全周360mの流水プールとなっており、内側は深めの水深で本格的に泳げます。子供連れなら、滑り台が設置されている児童用プールがおすすめとのこと。

いよいよ夏本番。夏休みの思い出作りに欠かせない市民プールを生まれ変わらせる、斬新なアイディアをお待ちしています。

PROFILE

松田 東子

株式会社スピーク/公共R不動産。1986年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、大成建設にてPFI関連業務に従事。2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。スピークでは「トライアルステイ」による移住促進プロジェクトに携わる。2017年から2020年までロンドン在住。2021年University College London MSc Urban Studies 修了。

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