森と原っぱの小学校
旧久木野小学校

今回紹介するのは、鹿児島県南さつま市の廃校。物件があるのは内陸ですが、同じ市内には、美しいリアス式海岸や、日本三大砂丘の一つ、吹上浜などがあります。豊かな自然に抱かれた小学校の活用方法を募集します。

後ろに森、前に原っぱ。赤い屋根の2階建て校舎と平屋の特別教室棟

絵になる小学校

鹿児島県南さつま市の廃校で活用者を募集中です。

後ろにこんもりとした森、校庭はひろーい芝生。
赤い屋根がなんだかかわいい小学校。

昨年3月末に惜しまれつつも閉校しました。
昭和45年築の校舎棟は、平成16年に大規模改修を行っているので、状態はよさそう。多目的ホールなど、広めの空間もあるので、使いやすいかもしれません。

自然豊かな南さつま市

南さつま市は、薩摩半島の西側に位置する市。物件があるのは内陸ですが、同じ市内には、美しいリアス式海岸や、日本三大砂丘の一つ、吹上浜などがあります。近年では「ツール・ド・南さつま」を開催するなど、自転車の町を目指しユニークなまちづくりにも取り組んでいるんだとか。サイクリストの地域おこし協力隊も募集中のようです。

豊かな自然に抱かれた小学校、活用案を思いついた方は南さつま市まで。

PROFILE

松田 東子

株式会社スピーク/公共R不動産。1986年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、大成建設にてPFI関連業務に従事。2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。スピークでは「トライアルステイ」による移住促進プロジェクトに携わる。2017年から2020年までロンドン在住。2021年University College London MSc Urban Studies 修了。

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