車両基地を使いこなせ!
新羽車両基地

基地感満載!ヘリコプターで乗り付けてみたい。

大物が出ました!横浜の市営地下鉄の車両基地。高架下と屋上、スロープ合わせて4.1ヘクタールの貸付先を募集中です。
場所は北新横浜駅前。地下鉄で横浜駅からなら17分、新幹線の新横浜駅からは5分という好立地。コンクリ構造物マニア垂涎の、スケールある物件をご紹介します。

進む高架下の活用

近年、中央線の高架下や、山手線秋葉原駅と御徒町駅の間にある2k540 AKI-OKA ARTISANなど、商業施設の入居も進む高架下。
屋外なのに、屋根がある、そんな高架下の利点を活かして、フットサルコートなどのスポーツ施設はどうだろう?コンテナの店舗は?などなど、夢が膨らみますよね。
今回はそんな高架下に加え、さらに屋上まで!

20年の時を経て

もともとこの屋上部分、上にビルを建設する予定だったところ、建築基準法の改正で建てられなくなってしまい、以来約20年、使われてこなかった場所なのだそう。

もったいない!!

現状は写真を見た限り、ザ・スケルトン。
現地見学会も随時行われるようです。

可能性を感じた方はぜひ。

PROFILE

松田 東子

株式会社スピーク/公共R不動産。1986年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、大成建設にてPFI関連業務に従事。2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。スピークでは「トライアルステイ」による移住促進プロジェクトに携わる。2017年から2020年までロンドン在住。2021年University College London MSc Urban Studies 修了。

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公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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