ハンナリーズとはんなり空間を
ハンナリーズアリーナ(事務所)

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リニューアル後、こちらのスロープ設置でバリアフリー対応可になったそうです。

京都市の体育館「ハンナリーズアリーナ」1階で、カフェ等の運営事業者募集です。

スポーツのメッカ西京極総合公園内

アリーナの位置する西京極総合公園内には、それ以外も、陸上競技場&球技場、野球場、プール&スケートリンク、アーチェリー場等が揃っているというスポーツ三昧エリア。うち、陸上競技場(20,688人収容)はサッカーチームの「京都サンガF.C.」の、体育館(2,500人収容)はバスケットチーム「京都ハンナリーズ」の本拠地として使われております。

25年度にリニューアル済み

こちらのアリーナ、昭和38年開設で、築50年を超える施設ですが、平成25年度、大規模改修工事が行われたばかり。

今回の募集は一階部分の元事務所エリアを使っての、「便益施設」運営。アリーナや公園を使う人が楽しむ(=便益に供する)ためのカフェ等が想定されているものと思われます。

現地に足を運び、エリアは柔軟にご相談

要綱にはざっくりと利用エリアが示されていますが、どこをどう利用するかは相談次第という柔軟な感じです。添付の地図はかなり簡易的なものなので、一度、市にご連絡して、実際に見せてもらった方がよさそうです。

日本初のチーム名を冠したアリーナ

ちなみに、アリーナ名は、京都ハンナリーズの運営会社であるスポーツコミュニケーションKYOTO㈱が2億5千万円/10年間でネーミングライツを取得して命名。意外にも、日本で初めてチーム名を冠したアリーナだそうで!今、注目の官民一体となってのスポーツでのまちづくりですね。

ハンナリーズ宜しく、はんなりスペースを実現してくれる方、おいでやす〜。

PROFILE

塩津 友理

Open A/公共R不動産。1987 年生まれ。昭和女子大学大学院修了。2012年Open Aに入社し、書籍やウェブの編集等に携わる。共著書に『RePUBLIC 公共空間のリノベーション』『PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた』『団地に住もう! 東京R不動産』など。

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