奥多摩フィールド!
旧小河内小学校

今回紹介するのは、奥多摩エリアに位置する廃校。都内では貴重な教室単位ではなく、学校をまるごと借りられるのは貴重です。赴きある木造校舎をあなたならどう使いますか。

森の奥の学校

森の中の小学校

2004年に廃校になった旧小河内小学校が、10年のときを経て、多目的に使えるスペースに生まれ変わりました。

東京にこんなに深い森が?!と目を疑うような山間部。呼吸しているだけで体内が浄化されそうな美しい森を抜けたところに、赴きある木造校舎が現れます。

森と都市

かつて多摩西部で林業が盛んだった江戸時代、江戸という都市を支えていた奥多摩の森。
東京は森と都市が一体として在ることではじめて東京たりうる、ということを旨に、奥多摩を中心に活動する「株式会社 東京・森と市庭」が、廃校を自治体から借り上げ、レンタルスペースとして開放しました。

テレビや映画等の撮影場所として、また、ワークショップ、研修などのスペースとして幅広くご活用いただけます。

都内で、教室単位ではなく、学校をまるごと借りられるのは貴重です。

付近にコンビニや商店はありません。
冷暖房もありません。
それを補って余りある空間と時間を体験しに、ぜひお越しください。

※こちらの物件に関する利用申込・お問い合わせ等は、奥多摩フィールドHPより直接お問い合わせください。

PROFILE

松田 東子

株式会社スピーク/公共R不動産。1986年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、大成建設にてPFI関連業務に従事。2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。スピークでは「トライアルステイ」による移住促進プロジェクトに携わる。2017年から2020年までロンドン在住。2021年University College London MSc Urban Studies 修了。

連載

すべての連載へ

公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

もっと詳しく 

すべての本へ